ひときわ目立って
森の木陰でドンジャラホイ 何時もキノコを見るとそんな歌を思い出す。
昨日 今日 明日と三日連続で雨が降るそうだが、この雨がキノコにとっては絶好の機会のようであちこちで傘を広げている。
飛騨にいたころはこの季節になるとあちこちの山を駆けずり回って、キノコ採りをしたものだが、静岡のように杉を植林したような山のキノコは知らないし、杉林に入ってもキノコ自身がない。
やっと憶えたスギヒラタケも、東北のほうで食中毒者を出してから食べることを止めた。
そんなこんなでキノコ採りは富士山の中腹まで行っていたが、ガソリン代高騰もあっていく気がなくなってしまった。
写真のキノコは池ヶ谷の山で見かけた
”紅山茸”落ち葉の積もった暗い日陰にひときわ目立った色で点々と傘を広げていた。
傘はもちろん茎までも真っ赤なこのキノコ、素人が見ればいかにも毒々しい色をしているので毒キノコと思ってしまうが、それがこのキノコの目の付け所らしい。
蛇でも毒蛇に似せた格好で騙しているのとおなじ手を使っている。
ただ、まとまって発生しないため、毒がないと分かっていても自分は採ったことが無く、味は知らない。
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