金木犀で分かる
晴れ上がった空の下、住宅街を歩けばあちこちから金木犀の香りが漂ってくる。
オレンジ色の小さな花をそれこそ無量大数といわんばかりに枝につけ、その数の勢いで当たり一面に香りをぶちまけている。
この花の香りでトイレを想像するのは戦後生まれの昭和人間だそうだ。我々の世代ではもっと原始的な臭いであったが、今ではもっとやさしい匂いに変わってきていると聞くと、いまの人は金木犀の香りをどのようにとらえているのだろうか。
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やっと一ヶ月前に内閣を改造して、女性大臣を五人も作ったばかりだと言うのに、はや二人の大臣が公職選挙法に触れる行為で野党の追及を受けている。
ひとりは、法務大臣だというから、法律に一番厳正でなければならない人であり、もう一人は前の首相の忘れ形見である。先日テレビのコメンティーターが「いろいろ大事な法案があるのに、こんなことで時間をつぶすのは、、、」と言っていたが、自分たちが作った法律を無視するような人々に大臣をさせるわけには行かない。
これらの問題は、例によって自分は知らないと惚けているが、周りにいる秘書たちは選挙法を熟知しているはずであろう。
いずれにしろ、御輿に乗っかって当選してきたお嬢ちゃんには政治が難しいってことになるのかな?
この欄で前にも書いたが女性大臣を1/3にする前に、女性議員が1/3にならなければならないので、そんな環境を作るのが先決ではないだろうか。
それにしても、世襲の議員をなくし、ほんとうに能力のある人が議員になるよう、選挙民も意識改革が必要なんだが、、、、、、
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コメント
星さま
このほころびはどの程度のダメージになるのでしょうか。
戦後69年、年を経たと憲法を閣議決定だけで実質変えようとしている安倍首相が阿部貞任なら、、、。
「衣の舘は」と呼びかけた、八幡太郎義家はいずくにいるぞや
投稿: オラケタル | 2014年10月20日 (月) 21時23分
衣の館はほころびにけり
年を経し糸の乱れの苦しさに、
安倍と阿部 驕りがこんな結果を生んだのか 女が輝くとはこれだったのか 数奇なことで、、、
投稿: 星 | 2014年10月19日 (日) 22時42分
おばさま
だから女は、、、とは言いたかないのですが、あまりにもお粗末です。
しかし、選ぶほうにもかなり問題ありですね。
古い風土と言ってよいのかわかりませんが、団扇を貰っても、安く演劇を見にいけても不思議に思わないのですから。
そういえば、富士市でも祭りに「金一封」を包むのが常態化していたそうですが、貰うほうにもそのくらいの常識が欲しかったと思います。
投稿: オラケタル | 2014年10月19日 (日) 21時27分
国会議員は殆どが世襲制みたいなものでしょう
政治のなんたるかもわからぬまま持ち上げられ・・・
だからこのようなお粗末な結果になるのでしょうね
所詮 女は・・・・・
言われたくない言葉ですが、
今の段階では仕方ないとも思います
しかも二人ともあまりにあまちゃんでがっかり
投稿: おばさん | 2014年10月19日 (日) 19時46分