最後の耀き
紅葉は寒くなると葉の付け根に水分を通しにくい理想というものができ、行き場を失った葉の中で造られたブドウ糖などの糖分と紫外線が光合成を起こし作られた色素だと言うことらしい。
植物によって、色のつき具合が違うが、植物がなぜ葉にある養分をすべて吸収せずに離層を作り捨ててしまうのだろうか。
おりから、プロの野球界は毎年のように戦力外通告として身体能力の落ちて不振が続いたベテランをはじめ、やっと数年前にドラフト会議でもてはやした選手を惜しげもなく切って捨てていく。
毎年金の卵が加入し、定員が決まっている球団にとって、新陳代謝としてみるしかないが、この人たちも球団から切り離される際、最後の輝きの場があったらな~なんて思ってしまう昨今である。
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