感謝祭
ここ二日間の雨も上がり、空はすっきりと晴れがり、寒さにある程度慣れた身体は、暑さを感じてしまった。
しかし、東の彼方に浮かび上がる富士山は、昨日までの雨が雪だったらしくかなり下まで真っ白に化粧していた。
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今日のアメリカは、感謝祭とかで休日になっているとテレビは報じていた。
さしづめ、アメリカ版新嘗祭と言ったところか。
我が家でも、先日長野から持ってきたリンゴがまだ30kgほどある上、兄弟が送ってくれた富有柿が10kg余、そして、池ヶ谷の山から摘んできた蜜柑がこれまた10kg以上あり、家の中は果物で溢れている。
連れ合いは、これらの果物に関心がないので、自分の胃袋で消費するしかないのだが、、、、、、こんなに食べては果糖の取り過ぎになってしまいそう、と贅沢な悩みを抱えている。
そういえば、子供のころ親の財布からお金をくすねて、りんごを買ったのだが、10っ個近く八百屋が袋に入れてくれた。
いまのお金だと、千円くらいになるのだろうか。とにかく、あまり量が多すぎて、親に気付かれないように始末をするのに四苦八苦したことがある。
いまは、隠して食べることもないのだが、その苦い思い出が、”ふっ”と蘇えってきた。
食欲の秋。果物に囲まれて、こんな贅沢な環境を陽だまりの中でかみ締めている。
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コメント
岡崎在住様
いままで、いろいろなお金を使ってきましたが、小学校に入るころまで10銭50銭というおもちゃみたいな紙幣も有りました。
戦後の急激なインフレでなくなったものの、昭和25年ころくすねたお金は国会議事堂が入った10円紙幣だったと思います。
調べてみると、そのころ大卒の初任給は月給三千円くらいだったとか、一日100円チョットと言ったところ。
高いと言われた坑内の給料も一万円はならなかったころです。
いまでは、おとぎ話の世界です。
投稿: オラケタル | 2014年11月29日 (土) 21時55分
オランドコの母ちゃんはマルヤ(山田さん)で働いておって、お小遣いで毎日10円くれたな。三角ジュースが5円やったの覚えとるし、10円は今の100円くらいかな。オラケタ様幼少時代も物価は安定しとったとと思うし、りんご10個やと100円くらいガメたんやろか?ワルガキやったんやな(笑)そういえば100円札があったな。
投稿: 岡崎在住 | 2014年11月28日 (金) 22時23分