小雪だけど
今日は小雪。暦の上では寒さも一段と進み、「冷ゆるが故に、雨も雪となりてくだるが故なり}と書いてある。
しかし、今日の空模様は暦とは違って温かな小春日和。
そんな天気に誘われて蓮根の出荷もあったが、安倍奥の有東木へ蕎麦を食べに行ってきた。
蕎麦はいつもの通り、ざる蕎麦に天ぷらの付いたもので美味しく食べたが、時間に余裕があったので集落の一番上に上がって紅葉見物をした。
見下ろした集落は、11月の三連休に入ったのにもかかわらず、人っ子一人屋外に出ているものもなく、ゴーストタウンを見ているかのようだった。
多分、農閑期の今では外仕事もないのかもしれないが、子供の声も聞こえず、日本人の高齢化、少子化を如実にあらわしているかのようで、おもわず童謡の「里の秋」が脳裏にかすめた。
しずかな しずかな 里の秋
お背戸に 木の実の落ちる音
ああ母さんと ただ二人
栗の実煮てます 囲炉裏端、、、
ってね。
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コメント
星さま
戦後歌詞の一部が変えられたそうですが、よく聞いたのは「尋ね人の時間」に使われていたためだったのでしたか。
この歌と「鐘の鳴る丘」「ガードしたの靴磨き」「星の流れに」など、いまの人は歌の奥にどんな意味があったのか知ろうともしないでしょう。
戦後は遠くなりにけり、、、、
投稿: オラケタル | 2014年11月23日 (日) 21時47分
ごぶさたしています
戦後「復員だより」か「尋ね人の時間」でラジオ放送をやってましたが その番組のテーマソングだったように思います
帰ってこない父を待ちわびている母と子の情景が思い出されてジーンとなりました。年のせいでしょうか
投稿: 星 | 2014年11月22日 (土) 23時17分