クリスマスイブ
先日まで遠目には真っ白な花が咲いたかと思わせるほど成っていた実がまばらになっていた。いよいよ山には食べ物がなくなってきたらしい。
南京櫨はむかし蝋を取るために植えられた櫨の木と同じように実の回りに付いた白い蝋分があるところから名づけられたが、種を手にとって見ると固い実の周りに僅かについているだけであり、大量に食べなければ、栄養にはならないと思う。
ただ、消化しない種はいま流行のダイエット食同様、腹持ちだけはよいのではないだろうか。
とにかく鳥のほうも、そのこと知るっているようで、栴檀の実同様、遅くまで枝先に残っている。
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きょうはクリスマスイブ、耶蘇の祝日前夜である。
いつのころから日本人がこの日に大騒ぎするようになったかといえば、昭和も四十年代に入ってからのことでバブル全盛のころが一番ばかげた騒ぎをし、ホテルの予約を早くからした結果、、、、、、、、
とにかく、耶蘇の信仰心からしたものでなく、世間が騒げばそれと同じことをしなければならないと思う島国根性からでたものである。
幸いと言うか、その一時代前、まだ、「クリスマスとは何ものぞ」と言うころに青春が過ぎてしまっていたので、この馬鹿騒ぎは横目で見ていたが、それでも、子供のプレゼントには少々気を使った。
そんな自分だったが、去年と今年は連れ合いの友人が鶏の丸焼き二羽とアイスケーキを持ってきてくれた。
鶏はペルーへ行っていた四十年くらい前、毎日のように食べさせられた結果、嫌になり、食べたくないので断っていたのだが、「注文した品物だから、、」と置いていった。
そのため、孫の家にもって行きそちらでクリスマスパーテイを行なってきた。
上の孫は遅くなると言うので、娘夫婦と高校生の男の子、五人で黙々と食べてお終い、、、、、。
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コメント
星さま
思わず笑ってしまいました。
ヒヨドリの焼き鳥ですか、脂がそんなに強いものなんですね。
私は、ツグミやスズメを食べましたが、ヒヨドリはありません。この鳥はムクドリとともに最近増えすぎるくらいに増えています。
最近の焼き鳥屋で野生の鳥を出している店はないんではないでしょうか。
また食べることが出来る時代が来るとよいのですが、一度辞めた総理の復活は数を頼んでの強権政治になりそうで、
こちらは来ないほうがよいですが、、、、。
投稿: オラケタル | 2014年12月25日 (木) 16時10分
和歌山ではヒヨドリは有害鳥獣に指定されていました。(いまはどうなっているかしりませんが)ミカンが終わったらハゼに集まり、俄然 脂が乗って焼き鳥にしたら絶品でしたが煙がもうもうとすごかった。種をまき散らすので紅葉が鮮やかです。耕作放棄で捨て畑といわれるところが増えてハゼが真っ赤に紅葉しているのはあわれです。
クリスマスもあほらしいが、初めから決まっている総理大臣の選挙、これもあほらしい。よいお年をと言いたいがどうなんでしょうか?
投稿: 星 | 2014年12月24日 (水) 23時36分