気分は春真っ盛り
試乗はしていたし、昨日の始運転で街中は走ってみたのだが、今日はすこし遠出で乗り心地を試すと証して薩埵峠の桜を見に行くことにした。
薩埵峠は旧清水市と由比町の境にある峠で東海道の難所のひとつとして知られており、古戦場の舞台になったり、安東広重の浮世絵などでも知られている場所である。
そして、最近ではここに早咲きの桜を植え、下を通る東海道本線や東名高速道路、国道一号など重要交通路を一見できる場所として沢山の人が訪れている。
ここの桜は緋寒桜が一番多く、一月半ばから咲き出しており、今日は雲もほとんど無い快晴の空の下富士山と共に良い眺めが待っているはずと勇んで出かけてみた。
家から15km、麓に車を止めて、むかしの東海道道を東に登る。
五分ほどで峠に至ればピンクに染まった桜が出迎え、下には波ひとつ無い真っ青な海が遠く伊豆半島まで皺ひとつ無い絨毯の敷いたように広がっていた。
桜の花の間を忙しく飛び回るメジロとミツバチ、、、、、、すっかり春の気分を満喫し南東に雲をなびかせた富士山を眺める。
本当にこの地でベンチに腰掛けていれば、世間の情報もどこかに吹っ飛んでのどかな気分になってしまう。
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