桃割れの初々しさ
三月三日は桃の節句。桃色とはこんな色だと言わんばかりの花が咲き出していた。
とはいえ、今年は例年より寒さが厳しかったのか、花の開花がすこし遅れ気味であり、花のほうも枝先にから少しづつ咲き出しているといった状態で、全体から見れば、二分咲きと言ったところか、、、、、
それでも蕾が膨らんで、桃割れの初々しさは人間も花も同じと言ったところ。
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ここ三日間、連れ合いが心臓カテーテルをすることになり、その付き添いで病院に行っていった。
病院は完全看護ではあるが、看護師のほうも忙しいようで、内心喜ばれているような様子が見られた。と言うのは思い過ごしだったろうか。
とにかく、足からカテーテルを入れたあと、ベットに帰ってきてから六時間は足を動かさないで仰向けになっていてくれと。と言うので、その世話のため、水や食事にせわのため、ベッド横の腰掛に座っていたのだが、これが退屈でたまらなかった。
外は、ピーカンに晴れ上がり散歩日和、そして、病院内は暖房が焚かれているようで23℃を越えているため暑くてかなわない。
上着を脱いだがズボンまでは脱げない。とにかく昼寝をする習慣があるため、午後はついうとうととしてしまうが、熟睡と言うわけには行かない。
この調子で、何日かいるとこっちが病人になってしまいそうだと思ってしまった。
さいわい心臓のほうにはほとんど異常がないという診立てで、翌日退院と言うことになったが、この歳になれば、近い将来くるであろう病院で付き添いと言う事態になればどんな風に出来るのか、考えさせられる一幕だったような気がする。
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