天は二物を与えず
昨日はまだ、風が強くて幾分過ごしやすかったものの、今日はその風もなく一気に真夏日になったため、体がだるく感じる。
そんななか、麻機の山には鶯がまだ恋をしているのか、はたまた、卵を抱いている雌を気遣ってか大きな声を張り上げている。
スズメをすこし細くした程度の大きさなのに、その声の通ること、かなりはなれていてもその存在は目立つ。
たまたま、もっと声を届かせたいと思ったのか、高い木の梢に上がってきた。
花札のように奇麗な緑色と思いきや、地味な灰色と緑の混じったような色合いで、いわゆる鶯色とはほど遠い羽根をしている。
”天は二物を与えず”とか、中には二物も三物も兼ね備えているものもいる中で、原則を守っているのは凄いことなのだろう。と、一物も持っていない自分がいう。
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