茶畑の色は
日本には色を表す言葉が無数あり、黄緑と大雑把にくくられる色の中にも、若草色、若芽色、萌黄色、苗色のほか10種類くらいはありそうだ。
その中で、いまお茶摘みで賑わっている、茶畑の色はなんと言ったらよいのか。
芽吹きだしたお茶の葉の色は太陽光線を受けて、黄色に近い黄緑をし、夏場に強い光線をさえぎるために植えられている、柿の新芽と同化したようにさえ見られる色合いをしていた。
その美しさは、さながら噂に聞く天国を思い起こさせるものがあり、赤白黄色ととりどりの花をもしのぐ美しさを感じてしまった。
.
.
イギリスの王室と日本の皇室はよく似ているといわれながら、先日のウイリアム王子の妃の出産には驚いた。
たぶん陣痛が始まったのが入院した少し前のことと思うが、その九時間後には生まれた子供を抱きかかえて、王子の運転する車に乗って帰宅したとのことだった。
そのタフさはいまの日本では考えられないことであろう。
自分たちのおばあさんのころの話しとして聞いている話のひとつに、臨月の身で畑に行き、畑で出産した後、ぼろに包んで家に帰った言うのがあり、貧乏ゆえの強さは明治のころまであったようだが、これは、雑草のような庶民のこと、、、、
しかし、もうひとつ驚いたのは、夫である王子が直接車を運転して帰ると言うことにもあった。
日本の皇族と言われる人のどれだけが車を運転できるのだろうか。
イギリスでは、一旦事あれば皇族が武器を取り、真っ先かけて突き進むと言う覚悟を持っているといい、こういう観点から見ると日本はあまりにも過保護ではないかとさえ思ってしまう。
.
余談ながら、高崎山で3ヶ月前に生まれた子猿にシャーロットと言う名前を付けていたが、不謹慎だから改名せよという人がいたそうだ。
多分、マスコミの先走った”でっち上げ”だと思うが、、、、、
念のための問い合わせに「どんな名前でもかまいませんよ」と大らかな返事をもらったそうだが、もしこれが逆だったら、日本の取り巻き連中はなんと言っただろうか。
| 固定リンク
« 蜜柑の花が、、、 | トップページ | 発想が乏しい »
コメント
tomokoさま
何時も見ていただいてありがとうございます。
緑のほかにも、赤系 青系などにもいろいろな色の名前がありますが、名前は分かっても「じゃ、この色はなに色?」って言われると分からなくなってします。
日本の皇族の人も考えようによっては気の毒ですね。
行く先は自由に決められないは、好きな店には気軽に行けないは、何時もすぐ傍に人が取り囲んでいて、一種のとらわれ人といった感じ、、、、、
さらに悪く言えば、動物園の動物と言った方が当たっているかも、、、
投稿: オラケタル | 2015年5月 9日 (土) 21時23分
色を表す呼び名といい、猿の名前といい、私は改めて日本人の繊細さを感じます。とりわけ緑色に対しては、中学に入って初めての美術の時間に4月ということもあって、『緑には沢山の緑色がある』との先生のアドバイスがあり、何種類かの緑の絵の具を買い足した(買わされた)思い出があります。
新緑から次第に濃さを増していく緑を堪能しています。
日本の皇室は守られ過ぎの感じはありますね。何もさせて貰えないとも言えますかしら?
投稿: tomoko | 2015年5月 9日 (土) 06時19分