目に青葉
この句の通りの季節になった。
麻機沼に柔らかな風が吹き、新緑の青葉を揺らし若葉の匂いを漂わせている。
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今日は五月一日。 メーデーである。
40年ほど前まで毎年のように赤い組合旗を先頭に小さな町の中央通りを歩いた。
#晴れた五月の青空に 歌声高~くひびかせて、、、”と 今日はその歌のように雲のない暖かな日和である。
ゴールデンウイークのさなかながら三千数百人の組合員の半数以上が、約3kmの道筋を行進した。
ほとんどの人の目的は、メーデー行進のあと職場単位で”山行き”と称する飲み会が目当てでもあったろう。
解散地点近くの大津神社の周りに茣蓙を引き、呑み助が多い鉱山労働者がビールを掲げて終わったばかりの春闘でいくら上がったのか職場役員と語り合う場でも有り、今日のように晴れ上がった日は、、、、、、、、。
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それから幾年、労働組合とも縁がなくなり当時の仲間もいまはいくたり残っているのか、、、、、
むかし軍隊いま総評と言われた、当時の労働組合もすっかりと様変わり、最近では賃上げ闘争に保守の政府の後押しがなければ戦うことさえままならない、労働組合に成り下がってしまい、メーデーも四月の休日に行なわなければ鳴らないほど堕落してしまった。
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コメント
岡崎在住様
パソコンお調子が悪く、うまく立ち上がりません。
ストライキも打てなくなった組合なんて、何の価値もありません。
組合の執行部も経験していますが、高利化で人員削減を受け入れてからは、あまりにも自分の出世道具にする人が多く、一般組合員からあきれられていました。
いまの国会議員や地方議員の選挙のように、無投票では言い人が出ません。
投稿: オラケタル | 2015年5月 4日 (月) 22時31分
昭和50年代前半は、国鉄が「順法闘争」とか云って、1週間ぐらいストやって、オランドコ会社に電車で行けずえらい目にあった記憶があるな。神岡鉱山のストライキは昭和40年代全般にあった記憶があるけど、ストやっても数日ぐらいやったかな?インドではLockoutとか云って、しょっちゅうストライキやっとったな。インドのユニオン(組合い)は強うて、オランドコのインド会社では昔、組合いの権力争いで殺人事件もあったそうや。今の日本の組合いは弱体化しており、解散しても全然問題ないと思うな(笑)
投稿: 岡崎在住 | 2015年5月 4日 (月) 19時49分