« 温泉とビールと暴睡で | トップページ | 裾野の屏風岩 »

2015年6月21日 (日)

慎重に慎重に

42194_2


入梅してからの静岡はまだ雨降りの日が少ない。

しかし今日は、朝からしとしとと細かい雨が降り、庭木の上をカタツムリがしばらくためらったように逡巡したあと、細い枝先を綱渡りでもするかのように渡っていった。

梅雨時になるとアジサイの花とカタツムリが対こになった写真が多くなるが、我が家の庭には夫婦そろってアジサイの花があまり好きでないため、植えられていないので、、、、、、

とにかく梅雨の雰囲気が出ているかなぁ、、、と。

.

.

瀬戸内寂聴さんが、安保関連法案の反対者を支援するために車椅子で回った後、テレビの取材に「今の世は先の大戦前の状況に似てきている」といっていたが、まさにそのとおりだと思う。

大戦とその前から支那事変といわれた日中戦争を含めた15年戦争の前の軍隊の兵員は27万人だったそうだ。

これが、昭和20年には716万人もの人が戦争に狩り出されてしまったそうである。

いま、自衛隊は定員18万人といわれているが、このうち、どれだけの隊員が武器を持ってアメリカなどの軍隊の後についていくだろうか。

今の自衛隊員のうち、どれだけの人が死地におもむく覚悟ができているのか、鉄砲などの武器を人に向けて撃った経験はいないはずだし、演習と違って相手が必死になって反撃してきた場合、どれほど支えうるのか、、、、他国軍隊に厄介者扱いをされるのがおちであろう。

それにもまして、海外派兵が決まった時点で退職してしまいかねない。

”憲法違反”と憲法学者が指摘する安保関連法案が通過すれば、このあと、海外派兵を辞退できない徴兵制が施行されなければ、兵員の補充はままならないことになるのは火を見るより明らかであろう。

それにしても、どうしてこんなに世間が納得しない法案を説明不足のまま押し通そうとするのか。

アメリカ議会で演説をしたとき舞い上がって、早とちりに約束してしまった面子からであろうか。

自分の演説で、人命が無駄に使われてしまうことへの心の鈍感さがなさけない。

カタツムリでさえ、綱渡りを始める前には前途を慎重に確かめているのだが、、、、

|

« 温泉とビールと暴睡で | トップページ | 裾野の屏風岩 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/90605/61776066

この記事へのトラックバック一覧です: 慎重に慎重に:

« 温泉とビールと暴睡で | トップページ | 裾野の屏風岩 »