草木もしおれる
熱帯夜を過ごした夜明けは、よく寝たつもりだったが身体がだるい。
多分心底眠っていなかったのだろうか。
日中になると曇り空ながら気温はどんどんと上がり、午前中に家の温度計は三十五度になる。
そのむかし、幽霊映画の解説に「草木も眠る丑三つ時、、、」なんて言葉が入ったが、いまでは、"草木もしおれる未(ミ)満つ時"となる。
うっかり水遣りを忘れると、元も子もなくなりそう。
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首相の側近を自認する磯崎補佐官が参院で審議を始めた安保法案で「法的安定性は関係ない」と述べたと言う。
この伝で言うと、憲法をはじめ政府の独走を禁じる法律は無く、時の政権がこれだと思ったら、どこかへ暴走を始めてしまうということになり、暴言もはなはだしい。
先日来、側近と言われる人たちのこの種の発言が新聞に報じられているが、首相の気持ちを先取りして、、、というより、首相自体がこういうことを小出しに言わせて世間の反応を見ているのではなかろうか。
ここまではいいか。ここまではいいか。と瀬踏みしながら初威厳させているのではないだろうか。
戦争を知らない世代が、国会議員になって戦争映画を「カッコイイ」なんて感覚でものを言っているようにしか見えないが、、、、、、
そのむかし、殿上人は国民のことを”民草”とよんだが、近い将来民草が再び枯れるような道に進んでいくのではないだろうか。
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