せいの合唱は
それも異常なくらいの高温で、、、、毎年のように異常気象、異常気象が続いていくと、例年通りの気象は無くなっていくのではないだろうか。
テレビは連日のように熱中症に気をつけて、、、外出は控えめに、、などというが、このまま家に閉じこもって、クーラーに浸っていては、身体にも良くないだろうし、、、、、、、
ということで、宮沢賢治の「アメニモマケズ」ではないが、「日照りの夏はおろおろと歩こう」とばかり池ヶ谷の山の畑に行くことにした。
途中、バイパス脇にある緑地の木立から例年なら蝉の合唱で耳を聾すばかりの音が出ている場所があるのだが、今日は何の音も聞こえない。
「おや、今年はどうしたのかな」と木立を覗き込むとあちこちの木に例年どうり蝉がたくさんいる。
中には、アブラゼミとクマゼミが仲良く隣り合っている場所もあり、立ち止まって見ていたが、鳴きもせず動こうともしない。
アブラゼミとクマゼミは同じ蝉でもつがいになることは無いのだから、本来ならこんなに近くにはいないのではないかと思うが、お互い無視しあっているのか、それとも恋人気取りなのか、、、、、、
ともあれ、短い成虫期間に、どの蝉も鳴かずにいるのは何か異変の前兆のようで、不気味な気さえする。
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夕方になって、ぽつぽつと降り出した雨は生暖かく、地面を一撫でしただけで終わってしまった。
多分、1mmにもならない雨で日照りの連続日は更に続くことになりそうだ。
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