人と言う字は
約一万年前に富士山から流れ下った溶岩の先端部だと案内板に記されいる。
滝の高さはおよそ13mといわれているが、その流量は結構大きくて、迫力は満点である。 。人と言う字は人と人が支えあっている形からできたと金八先生がドラマの中で言った。
今朝のテレビの中で、最近の若者が結婚どころか、男女間の付き合いさえ興味のない人が沢山いると報じていた。
そのわけの中には、「相手との付き合いが面倒くさい」「自由な時間が減る」などがあり、一人で好きなゲームに没頭したり、アニメを見ているなど、個人の興味を中心に生きていくことのほうがよいとのことである。
たしかに、テレビの番組ひとつとっても、スポーツ好き、ドラマ好き、ドキュメンタリーが好きなど同じ夫婦でも見たい番組がちがい、なかなか「亭主の好きな赤烏帽子」というわけには行かない。
そして、楽しむ方法が多様化していく中で、若者の自動車離れ、結婚という形をとっても、セックスレスという夫婦が多いいらしく、我われおじいさんの与太話の中でも聞こえてくるようになり、若い人の無気力化がドンドンと進行していくような気配が感じられる昨今である。
それでは、”一億総活躍”などと旗を振っても生まれてくる子供の数は減るばかり、日本は亡国の道にはまってしまったのだろうか。
ちなみに、人という字の語源は、うなだれて手をブランと下げている人を横から見たのが始まりと聞くと、なんだか戦後「働け はたらけ」と尻をたたかれて突き進んだ我われ世代の日本人は異常だったのかもしれない。
| 固定リンク
コメント
星さま
今の世の中親のほうが長生きしすぎてしまって、、、の観が無きにしももあらずでしょうか。
昭和19年、叔父さんと従兄が戦死。輿を担ごうにも海の藻くずとなって、遺骨さえ戻ってこなかったのを思い出しました。
今の首相の近辺には、こんな人がいなかったのでしょうか。
岸信介の政治力でうまく徴兵逃れでもしていたのかと勘ぐってしまいます。
とにかく昭和初期の世界を、漫画の世界と勘違いしているのではないでしょうか。
投稿: オラケタル | 2015年10月20日 (火) 21時26分
毎日お訪ねしていたのですが更新されてほっとしました
亡くなった父母のことはたまにしか思い出しませんが
『野辺の送りの親の輿 子が舁くとこそ聞くものを....
一億何とかというのができたそうですがこれを聞いたとき『一億火の玉だ』『一億一心』『一億玉砕』など思い出し国家総動員令と重なって きな臭い時代に戻るのを暗示しているように感じるのは私だけなのかな
戦争とは 親に子の輿を舁かせる国家の事業なんだから
投稿: 星 | 2015年10月19日 (月) 23時35分