天気晴朗なれど
数少ない紅葉のひとつ
「天気晴朗なれど 浪高し」 日本海海戦の際に使われた有名な言葉だが、その文句がすっぽりとはまる一日だった。
朝がた幾分風が強いかなと思ったが、天気もよいし久しぶりに修善寺から峠を越えて戸田に行って見ようと思った。
最初、新東名を走るときから車が時々ゆすられるような感触があり、沼津のサービスエリアに入れたとき改めて風の強さに驚いた。
そのあと、注意して走ったものの、修善寺までの間時折不規則に車体をゆすられながら、紅葉がきれいだというテレビで言っていた”虹の里”にむかった。
ここでも風は強い。しかし、その風が冷たいものの湿気を吹き払ってくれたようで、新しく化粧直しをした富士山をはじめ周りの山々の輪郭をすっきりさせてくれている。
ただ、紅葉のほうはどちらかというと、いまひとつ、、、、、ではあったが。
ぐるりを山に囲まれた戸田港から
峠を越えて戸田に入り、海岸沿いに食べ物屋に入って遅い昼食にかかったが、普段はぐるりを山に囲まれ、穏やかな湾内が白兎が跳ね回っているかのように、波立っており、ブイにつながれた小船はシーソーのように前後左右に揺れている。
海岸に面した食堂だったので、一時間ほどの駐車の間に、浪しぶきが飛んできたようで帰り際に見ると、白い粉を振りまいたように点々と模様がついている。
「これは、帰ってから早々に水洗いをしないと自動車が錆びてしまう」そんなことを思うながら帰り道につく、、、、
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