茶番劇と見る
昨夜遅くから降り出したと思われる雨は、朝になって豪雨状態になり、裏の川の水位は道路と同じくらいになってきた。
九時ころになって雨が小止みになったとき、先日取り付けた防災ラジオが、ピコピコピコと鳴った後、「中部南に、豪雨と暴風高波の警報が出ましたので注意してください」という。ほとんど同時にテレビのテロップにも同じ注意報がでたので、まだこの調子以上の雨が降るのかと身構えてしまった。
ところが、雨のほうは小止みになったまま降るのをやめ、十時半ころには陽が差し始めた。
さっきの放送は、何だったのだろうというのが正直な感想である。
まあ、大過がなかったので良しとするか、、、、、
道路にはこの雨と風であちこちに落ち葉の吹き溜まりがぬれ落ち葉になってかたまっていた。
そして、陽が差し始めると気温はどんどん上がり、上着を脱いで出かけた散歩だったが、二十度越えの暖かさは、たちまち汗をもよおし帰ってきたときには下着といわず着ていたものすべてをとっかえなければならなかった。
テレビは、記録的な暑さといっていたが、一日の中で、気温の変化が大きすぎることに、これも温暖化のせい?。
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政府与党の中でもめていた食品の軽減税率が加工食品も含めることでほぼ決着したそうだ。
しかし、ひねくれものの自分から言うと、はじめから決まっていた茶番劇に過ぎないと思っている。
自民党にとっては、財務省の立場を代弁したことになるし、公明党にとっては国民の生活を思って頑張った。という大義名分を手に入れたことになり、いずれも選挙を見据えた動きでしかなかった。
やっと二日前に自民党の幹部が生鮮食料品だけを8%にしようと決めたことを、首相の一声で撤廃すれば、首相も庶民の味方という印象付けができる。
減税分が一兆円を越すいって、その穴埋めという声も出ているとあるが、これも官僚にたいする口先だけのおべんちゃらと見る。
それにしても、与党の国会議員諸氏の声が、どんな局面でも、全然聞こえてこないのはいかがなものだろうか、ただ、採決の際に手を上げるだけの機械に成り下がってしまったのだろうか。
とにかく今回の消費税をはじめ、最近の国会は首相の独走であり、審議は出来レース、茶番劇なのは見え見えである。
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