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2015年12月28日 (月)

こんなんでいいの?

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a昨日、地元の新聞が浜岡原発の防潮堤が完成したと書いていた。

東北の地震のあと、原発の地下に活断層があるのではないかと、という疑念あったことで、政府が運転を休止させたことがあり、それ以来動いていない原発である。

この断層疑惑のあと、東北並みの地震が起きると津波の高さがこのあたりで、19mにもなることが予想されたため、急遽それに応じた高さの防潮堤が建設されていた。

そして、完成したのが上の写真であるが、その壁の薄さと敷地に沿って蛇行している様子を見て、まるで、田んぼの境に水漏れを防ぐために波トタンを差してあるがそれによく似ているように見えてしまう。

本当にこんなんで大丈夫なのかなという気がしてしまった。

実際に現場で見たわけでないのだが、高潮とちがって津波は一過性のものでなく後ろに何キロと続く海面が押し寄せてきているので、その圧力は高潮の何倍もあるそうだ。

黒部ダムなどのアーチ式ダムは山の両岸に突っ張るようにして水圧を支えるので薄くてすむそうだが、この堤防は突っ張るところがない。

いま政府と電気業界は無しくづしに原発を再開させようとしているが、長期的に見て安定した発電所になりうるのか。

一度災害が起きれば、季節風の加減によっては50kmほど離れた静岡市もたちまち放射性物質が降りかかるとしであり、原発廃棄物の始末さえ立てられない、つまり、トイレのない住宅みたいと揶揄される設備である。

地震だけなら「クワバラクワバラ」と言って過ごせるかもしれないが、東北地震から5年近く立ったいまでも家に帰れない人々が居ることを忘れない。

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