一期一会
自分のカメラは、散歩中のお供であり、これが起きるからと辛抱強くカメラ構えて待っているということはない。
そのため行きづりの写真がほとんどで、一分でもその場に行くのが遅れたり早かったりすると写せないものばかり。
すなわち”一期一会”的なものばかりである。
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一度、麻機の小さな丘から降りたが、見忘れていたこぶしの花の様子を見るため、再度反対側から上がって見ると、草むらから一羽のキジバトに似た鳥がもつれるようにもう一羽の鳥を掴んで飛び出してきた。
こちらは鳥の大きさと色合いからキジバトとばかり思っていたので、キジバトがほかの鳥を食べることあるのかと不思議に思っていた。
しかし、押さえられている鳥がもがいたので、ひょっとしたら糸か何かが絡んでいるのだろうかとそばによって行ったら、飛び上がれないまま引きずるようにして逃げていった。
帰ってから図鑑をみると、チョウゲンボウが椋鳥を仕留めたところだったようで、とんだ邪魔をしてしまったことになる。
それにしても、いつもは空を飛んでいるところしか見たことのない、チョウゲンボウを地上で見たのははじめてである。
こんなに小さな鳥だということは知らなかった。写真にしてみればキジバトに比べておおきな頭をしていて精悍な顔つきは、立派な猛禽類である。
多分こんなことは二度と見る機会のないできごとなんだろう。
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コメント
YASUさま
ありがとうございます。
まぐれも、つきも実力のうちなんてうぬぼれています。
投稿: オラケタル | 2016年2月28日 (日) 21時30分
素晴しいシャッターチャンスに巡り会いましたね。
ブレることなくピントピッタリですよ。
投稿: yasu | 2016年2月28日 (日) 21時13分