歌って笑って同級会
平湯峠途中から見るスキー場
トンネルを抜けるとそこは雪国だった。を文字通り表現した景色である。
中央道をおりて、梓川沿いをさかのぼる間上高地との分かれ道がある県境まではなだれて落ちた雪を谷あいに見る程度だったが、安房トンネルを抜けて飛騨側に出ると道路以外はまだ雪が50センチ程度は積もっている。
高山に向かうため平湯峠へ行く前、左手にある平湯スキー場はまだリフトが動いており、スキーが可能であった。
今夜は待ちに待っていた中学校の同級会。
「これが最後かもしれない」と言う幹事の脅かし文句も手伝って、九人が参加した。
卒業当時で二十二人という小さな学校だったため、亡くなった人や病気のためどうしても動けないとして参加できない人を除くと、出席率90%にもなりほぼ全員参加といっても差し支えない。
卒業して六十一年ずいぶんと古びてしまった仲間は、もともと親しかったのだがさらに気兼ねのない仲になり、相手を前にして「太ったね」「ボケたね」と言っても笑って受け入れるほど、、、、
話は尽きず、午後二時半に宿の集まってから夜が更けてほかの部屋に迷惑をかけては悪いと十一時に区切りをつけるまで、九人が一部屋に集まり、歌って笑ってのひと時をすごした。
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