浜の真砂は尽きるとも
ヒナゲシの真っ赤な花がわずかな風を感じ取ってゆ~らゆらと揺れている。
細い茎に似合わず大きな花びらのせいだが、花びらも薄く、まるで紙細工を思わせる。
ヒナゲシの別名を虞美人草と言うのは、項羽の愛人だった虞さんに雰囲気が似ているとも、項羽に準じて自害した虞さんの墓に咲いた、とも言われている。
ちなみにこの芥子からは阿片は取れないので、どこに植えてもよいし、種は食べると粟粒に似てこりこりとした感触を楽しめる。
ケシツブ(芥子粒)といえば、小さなものの代表だがアンパンの上に点々と撒いたように乗っかっていると、これは美味しいアンパンと思ってしまうのは、なぜだろう。
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「嘘つきは泥棒の始まり」と小さいころよく言われたが、誤魔化し誤魔化しのしながらこの歳になってしまった。
ただ、小者だったため泥棒にはならずにすんだが、政治家、、、いや、政治屋と言われる連中はなぜあんなに税金をくすねることに熱心なのだろうか。
普段から口先だけの嘘を積み重ねているため、公金と自分の金の区別がつかなくなってしまうのだろうか。
最近も、猪瀬元東京都知事、野々村岡山県県議、甘利元大臣とでてきて、枡添東京都知事と、、、、、かの人たちの説明をそのまま信じなさいと言われて「はいそうですか」と言う人は、おめでたい人と言われても仕様が無い。
そして、これらの人ばかりで済まない政治屋がこのほかにもたくさんいるのは明らかで、ただ、経理を上手くごまかしたかどうかにすぎない。
かって、総理大臣を務め、その後大勲位という勲章をもらった人も、刑務所の塀の上で転ばなかったから貰えたというに至っては、ブラックジョークも極まれり、と言ったところ。
どんなに法律を作っても、泥棒に縄をなわせるようで抜け道だらけ。
「浜の真砂は尽きるとも、、、、」でしょうな。
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