食べたのはいつ
全体で見れば、草丈に比べて大きな花になるのだが、その一つ一つは1~2mmのごく小さな花の集まりである。
トリアシショウマは漢字で書くと鳥足升麻となり、はじめの鳥足は若芽のときくるくるっと巻き込んだ葉になる新芽が三つに分かれるさまが小鳥の足に似ているところからきている。
この新芽を柔らかいうちに摘んできて茹でて食べたのは、、、、、七十年近く前、食べ物がなんにもない、戦後しばらくのことであった。
味ははっきり言って覚えていないが、癖の無い山菜で山道の脇の陽だまりに生えていたので子供でも簡単に採れる食料だった。
そして、升麻ははっきりした根拠が分からないそうで、中国の漢方薬にあったショウマに当て字をしたというのがもっぱらのようである。
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昨日消費者庁が骨格を変えて小顔にするという施術を「医学的根拠がない」として以後使わないように指導した乗っていた。
なんでも、成人した人の骨というのは、がちがちに固まっており、矯正できないからという。
これまで何十年も施術してきた業者は医学的根拠もなしに、、、最も医者で無い人もやっていたそうで、、、大金を稼いでいたことになる。
ここで、ひとつ不思議なことは厚生労働省がなぜ出てきていないか。
なぜこれほどまでに長期間、放置されてきたのかということにある。
さらに言えば、一回当たり数十万円もかけてこんな施術を受けてきた女性の心理である。
そして、「本人の感想です」というちいさな文字を画面の隅に掲げて宣伝している、各種の医薬品も取り上げてほしかった。
これらの広告を禁止すると、広告の半分近くがなくなるため、テレビ局が反対している可能性もあるに違いない。
自分の知り合いが癌で闘病生活を送っているが、あるとき主治医にこんな薬を進められているんだけど、、、と言ったところ、帰り際に「私の母親からそんな相談を受けたら効き目がないから止めなさいって言いますけれど、、」と言われたそうだ。
世の中、金の亡者ばかり、楽して金を手に入れるためなら効き目の分からない薬、オレオレ詐欺、手抜き工事、、、、、、政務調査費
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