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2016年8月31日 (水)

暁の月

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今朝方東北に甚大な被害を出して通り抜けた台風は、まさに、二百十日の台風と言ってもよかろう。

そして、自分が住む静岡は朝から湿気も少なく気温は20度ながら、暑さに幾分なれた身体には涼しく感じられる朝になった。

五時におきて窓から太陽が昇る東南の空をみると、朝日に追われるかのように細い月が見えた。

暦の上では旧暦の29日というから、26日の”有明の月”以降、名前は無いが印象的な名月にはいる。

さしづめ”暁の月"とでも献上しておこうか。

上限の月ならこの細さでも名前があるのだが、、、、、、もうすぐ空の青さに飲み込まれ見えなくなってしまうに違いない。

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今日は朝からテレビは、和歌山の立てこもり男をずーっと写していた。

先日、元同僚四人に拳銃を発射し死傷させた挙句、未明に警察に包囲され立てこもっていた。

なんでも、会社の経営者の息子で元従業員というから、寓でもないどら息子だったことは想像がつく。

年齢は40歳を超えているのに、覚せい剤で有罪が決まって収監される日に事件を起こしたというから、自暴自棄になっていたと思うが、拳銃を二丁も持っていたとしたら、これもまた、、、、、、

とにかく、どら息子もいいとこ、、、、ここでも子育てを誤ったようだ。

人のことは言えないが、いくつになっても、子供は子供、親は親。

可愛い可愛いで甘やかした挙句が後悔することの無いよう気をつけてきたつもりだが、、、、、、、

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九月一日、今朝の報道によると、自分の腹を撃って救急車で運ばれたそうだが、死亡したというが、腹に銃弾ではかなり苦しんだことであろう。

もっと楽な部分もあったはずだが、そうならなかったのは、、、、、、、因果応報?

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2016年8月30日 (火)

台風一過

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台風一過、西のほうから見えはじめた青空はたちまち雲を、東の空に追いやってしまった。

昨日までの蒸し暑さは雲とともに去ったようで、気温は30度に届かず涼しげな風が吹いていた。

おもわず、最近中止していた散歩に出かけてみたが、裏の川では繁殖し水面を覆ってしまったカナダ藻の中に卵を生みつけようとする糸トンボが何組も舞っている。

首根っこを掴まれたメスは、尻尾を丸めるようにしてちょんちょんと藻の中に卵を産み付けて回っている。

その傍を、まだ相手が見つからないらしいオスが飛び交って、大騒ぎ、、、、。

西に傾いた日の光を受けて、どうぞ卵が無事に孵りますようにとばかりに、、、

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2016年8月29日 (月)

高原の女王様

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秋の高原に咲くマツムシソウはいかにも涼しげに風に揺れている。

このはなの感じから自分勝手に高原の女王様と決めている。

このマツムシソウは、開けた草原を好むので、草刈場などでは目立つ存在であるが、同じ仲間なのか園芸店で売られているマツムシソウには色も多様で清純さが失われた女の人という感じがして好きになれないでいる。

これも個人の感想。

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八月のお盆に発生した台風九号 十号 十一号の三個。団子三兄弟ならぬ台風三兄弟は、九号と十一号は先の八号と同じようなコースをたどって北海道を相次いで直撃した。

ところがへそ曲がり台風の十号はいったん西南に戻って勢力を増大させ、昨日から日本に向かって突進する構えを見せ北上している。

発生のあと、西南に向かった台風はこれまで見たことが無く、一種異様な感じがし、一時は東京を直撃するかのような予報が出たが、次第に進路を北東に変えているようだ。

猛烈な台風になって、初上陸が東北地方というのも異常だという、かなり臍の曲がった台風であるが、、、、、、、何とか被害のほうが少なく通り過ぎてもらうには、どんなものをあげたらよいものか。

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2016年8月28日 (日)

栄枯盛衰

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あれほどかまびしく啼いていた蝉も、まばらにしか聞こえなくなってしまい、夏も終わりになったことを示している。

”栄枯盛衰” 世の習いとはいえ季節は移ろい、日月休むところを知らず

昨日までと打って変わって気温が下がったように感じてしまったが、温度計は30度を示していた。

なんだかんだと言いながら、30度で涼しいとまでは行かなくても、暑く感じない身体になっているようだ。

今日は朝から雨が降るという天気予報だったが、日中は日の光さえ出てくる天気だったので、裏の畑をスコップで掘り次の野菜を植えられるように耕してきた。

帰ってくると、孫娘が浜松から盆休みに帰ってきているというので、「一緒に食事に行かない?」という連絡があった。

二つ返事で了承し、焼肉店に連れて行ってもらう。

予約を入れてあるとのこと、たくさんの人が順番待ちしている中、申し訳ないような気持ちで個室に入った。

父親はなんだかんだと注文し、テーブルに肉の入った皿がわんさと来たが、よる年波というか親子がパクパクと休まず箸を動かす傍で、眺め役に回ってしまった。

昔はこんなはずではなかった、、、、、、 むかしは、、、、と、またしてもじいじの繰り言をいうはめになってしまった。

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2016年8月27日 (土)

重い腰をもたげて

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いつ降り出すか分からない空模様の下、このあたりでは今年最後の花火が打ち上げられた。

1kmとは離れていない、静清中央卸売市場の祭りが朝から行われていたが、そのフイナレーを飾る花火で、毎年行われている。

孫たちが幼いころにはよく行ったものだが、孫が来なくなるにつれ行くことも無くなり、今日も朝から音だけの昼花火が祭りを告げていたが、出かける気にはなれないでいた。

それでも、花火の音が連続して聞こえ出すと重い腰を何とかもたげて、一時間の饗宴のうち後半だけを、外に出て眺めてきた。

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2016年8月26日 (金)

美人ではないが

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富士山麓の朝霧高原にはフジバカマがたくさん咲いていた。

フジバカマ、漢字では藤袴と書くが、語源はよく分からない。ただ、万葉集などにもよく出てくるところから日本人には昔から好かれていて秋の七草のひとつに上げられている。

細かくて、淡い紫っぽいこの花がなぜそんなに好まれてきたのだろうか。

そして、最近では繁殖地を減らしてきているとかで、環境省は準絶滅危惧種に指定しているそうだ。

この花を見に来たのは、渡りで有名な蝶、浅黄斑がこの花の蜜を好むところから見られるのではないかと思ってのことだった。

しかし、あいにくと、というか、まだ、台湾方面に旅立つ支度には間があるのか全然見ることができなかった。

藤袴は細かい小さな花でが群れを成せば、それなりの大きさの花と見ることができないわけでないが、そばによって見ても花の香りも無く見てくれもよいわけではない。

それでも、虫たちの評判は抜群のようで、タテハチョウやモンシロチョウ、セセリチョウなどのほかアブなども群がって、虫の酒場状態になっていた。

人間でいうなれば美人ではないが愛嬌で持っている女将さんがやっている一杯飲み屋と見たが、どうだろう。

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2016年8月25日 (木)

やるせない

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待てど暮らせど来ぬ人を 宵待ち草のやるせなさ 今宵は月も出ぬそうな 

この歌で歌われている花、”宵待ち草”はこの花だといわれている。

黄色く淡い花びらは、そして、一夜で萎んでしまうことから儚い花の代表のように言われ歌われている。

しかし、本当の名前は大待宵草という名前を持っていて、この花の名前どおりに歌うと字余りだし、俗名月見草は別の花に名づけられているので使えない。

歌の文句を別な角度から見ると、本名を名乗れぬ花のやるせなさが歌われているようにも見えるが、そんなことは日本人だけのことで、花には何の関係も無いことであろう。

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aもう10日くらい前から、テレビに立ての縞模様が無数入ってきて、画面が見にくくなってきた。

量販店の店員に聞いてみたら「何年くらい使われていますか?」というので、「かれこれ10年くらいになるかな」というと、恵比須顔になって「それは液晶画面の寿命だと思います」

そして、いろいろ陳列されているテレビを進めながら付いて歩く。

くもの巣に引っかかった獲物を逃がすまいとするかのように、、、、、、、

ちょうど、法事なども控えていたので、「もうしばらく使ってから、、」というと、さも悔しそうな顔つきに変わっていくのが目に見えて分かった。

ところが、今朝になって縦線が消えてしまったことに気がついた。

何が原因なのかわからない、電気屋に行く前には配線の接触などをかまってみたのに分からなかった。        それがどうして、、、、

人が亡くなる前、一時的にぱっと元気になることがあるそうだけど、機械もそんなことがあるのだろうか。

いや、完全回復を果たしているのかもしれない。

もし、そうなら、次のテレビを買おうと用意したお金で全快祝いをでもしようかなと、思ってしまうのだが、祝いをしたとたんダウンされると思うと、なんともはや

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2016年8月23日 (火)

小さい秋見つけた

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今日は処暑、暑さは変わらないものの季節の片隅に秋めいたものが垣間見るようになる時期だという。

いわゆる「小さい秋 見つけた」である。

そのひとつであろうか、秋の七草のひとつ、葛の花が咲き出していた。

藤の花を逆さにしたような花穂を立ててしたから順に開花していく。

花はいかにも秋をあらわしているように愛らしいが、その蔦はあちこちの木に覆いかぶさり、絡んだ木を衰弱させ枯らしていく。

くずの葉自体は柔らかく甘味があって草食動物には好まれるが、木の梢に高く揚がってしまえばその猛威をとめるものは無い。

アメリカでは外来の有害植物として嫌われているという。

そして、日本でも上質の澱粉、くず粉として利用されたが、、、、いまでは、、、、

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今日のテレビで小池都知事がオリンピックの閉会式に当たって五輪のマークが入った旗を振っているのが放送された。

あれほどこの旗を振りたかった、枡添前知事はどんな思いでこの光景を見ていただろうか、、、多分見ないようにしていたと思うが。

不謹慎なことだが、権力者や金持ちが没落していくのは、なんともいえない快感がある。

そのため、枡添前知事が辞表を出すまで、マスコミをはじめ、東京都に関係の無い人までお祭り騒ぎで叩きに叩いたものだった。

そして今日、甘やかしが話題になったある女優の息子が、傷害の疑いで逮捕されたと報道されていたが、この親子もマスコミの格好の餌になり、しばらくは仕事も無くなる可能性が大きい。

「水の落ちた犬は叩け」「隣の貧乏 鴨の味」とね。

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2016年8月22日 (月)

脅かされた予報

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昨夜来台風11号にともなう大雨警報に脅かされてきた。

曰く、静岡に上陸かもと、曰く、東海地方は400から600mmの雨になり、一時間当たり100mmにもなるかもと、、、、、そんなに降られたら、一昨年並みに床上浸水になりそうと、、、、 

夜中一時的に激しく降るのをうつつに聞いて夜が明けた。

七時ころ、防災無線は静岡市南部に大雨警報が出たと放送した。

今来るか いまくるかとまんじりもせずに待ち構えた大雨、、、、、

しかし、風が一番激しかった十時過ぎ雨は依然として小雨状態。

風も目隠し代わりに植えたゴーヤの葉をすこしお猪口にしただけで通り過ぎたようだ。

夕方になって空は真っ赤な夕焼けになったが、大雨注意報は解除されていないという。

夕焼けができるということは、西に雲がないということだが、、、、、、

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2016年8月21日 (日)

早く寝た分早く覚め

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2400m台とこのあたりでは低い山だが居ようを誇る錫杖岳、ナナカマドは早くも色づき秋の気配だが、、、

飛騨は今年一番だったという暑さも、日付が変わるころからめっきり気温が下がって、布団をかぶらなければ居れないほどまでに下がった。

久しぶりに布団を胸まで引き上げた感触は、懐かしいような気分にさせ、また眠りに落ちた。

昨日は長女の一周忌にあわせて、父親の五十回忌をふるさとの檀那寺で行った。

そこで聞かされたのは、今年一番の暑さだという。

湿気もかなりあって静岡のふだんとは変わりない暑さが襲い、街中には人通りが消えてしまっていた。

そんななか、墓を掃除し寺の本堂で供養をしてもらった後、墓に戻って塔婆をたて、どうにか一応の勤めを果たした。

人は、五十回忌なんてめったに出来ることではないので、、、、、というが、若いうちに早死にしたためであり、決して良いことばかりではない。

しかし、われわれの年代のものの中には、父親を戦争でなくした人もあって、そんな人は、七十五回忌なんて人もいるに違いないので、成人を済ませてからの代替わりはやはり感謝しなければならないことである。

とにかく、静岡を朝五時に出発し松本から安房峠トンネルを越えて飛騨神岡まで300kmほど、途中休み休み車を走らせたのだが、そのままとんぼ返りはさすがに自信がなかったので、奥飛騨温泉の中尾に宿を取った。

到着早々は、晴れていた空も一転してにわか雨の中に周りの山々が雲や霧のかなたに溶け込んでしまった。

宿は始めてのところだったので、様子が分からなかったが、風呂が充実していたのと、夕食の肉の質がよく満足した。

しかし、なにぶんにもまわりにはなんにもなく、少々度を越したビールのおかげで九時半には目が開かなくなり、眠りに入ったまでは良かったが、年よりは朝寝ができない、早く寝た分早く目がさめ、夜明けが待ち遠しい朝になってしまった。

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2016年8月18日 (木)

とにかく赤い花

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アメリカデイゴの花が真っ赤に咲いている広野の公園。

ナガサキアゲハが蜜を求めて、花から花へと移動を繰り返しているが、花につかまって蜜を吸うにまで至らないのは、蜜の量が少ないのか、はたまた、今朝方降った雨で、蜜が薄くなっているのか。

とにかく赤い花である。

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海の潮風を浴びたいという連れ合いの要望に出かけることにしたが、海水浴場は夏休みの子供連れで駐車場は満杯だし、、、、、、さてと考えたのは広野の公園だった。

あそこなら家族連れも少なかろうし、駐車場も大きいから、、、、、

行って見ると思っていたより車の数が少なく、すこし海草の臭いがする風が吹き渡って気持ちがよかった。

「きてよかったよ」という間もあらず水場近くに来ると子供たちがわんさといた。

どうやら、バスで来ている子供たちのようだった。

ここなら、監視の目も行き届くし、池の水も少ないので小さな子供たちにはもってこいの場所である。

立て看板のひとつに「鳩に餌をやらないでください」とあったが、すこし前まで餌やりの人がいたらしく、妙になれなれしい鳩が二~三十羽、人が歩いていても逃げようともしない。

しかし、子供たちは苦手らしく、水場の周りのシートに警戒しながら近寄るものの、子供が来ると逃げるという動作を繰り返している。

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2016年8月17日 (水)

動物のほうが

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先頭を進む親と見間違えるほど大きくなったカルガモの親子がいた。

たぶん、近いうちに親離れしていく子供たちに最後の授業でもしているかのようだ。

生まれて2ヶ月くらいになる子供たちに、振り向いてなんだか言っているように見えるが、後ろの子供は神妙に聞き入ったいるのか、隊列を崩さずに下流に向かっていく。

親離れをすれば、後は自力で生きていくしかなく、人間のように親にたかるニートなんていないはず、、、、社交性も身につけたのだろうか、、、、、

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昨日久しぶりにラーメンと餃子が食べたくなって行き付けの店に行った。

ちょうど、夕飯時なので店は混雑していた、その中に一組の家族がいたが、様子から見ておばあさんが子供夫婦と孫を連れてきていると見た。

店がいっぱいに近かったので、なかなか注文の品が届かなかったのと、慣れない環境からか、それとも、すこしクーラーの効きが悪かったのか赤ん坊がむづかるし、その兄らしい幼児はちょろちょろするしで、しばらく、子供から離れている自分らはうるさくて仕様が無い。

赤ん坊のほうは、あきらかに眠そうな雰囲気もあり、自分らのころは店の外に出てあやしてくるのだが、そんな雰囲気も無く、テーブルの上に座らせたり、両親の間を行き来してはむずかっていた。

自分らのときは、まわりに迷惑をかけないことが主要課題であり、子供がそうした場合怒るとともに、懲らしめの軽い拳骨もあったが、このごろではその辺が無頓着になっているようだ。

そして、近頃の親は子供を叱れないと先日のテレビは言っていた。(虐待行動で訴えられるためもあるか)

どうも、バブル期のころ育った子供が親になった最近になって、また、親子像がぐっと違ってきたという。

なんだか、動物を見ていると、そっちのほうがまともでないかと感じてしまうのは、老人のたわごとか?。

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2016年8月15日 (月)

不気味さを感じて

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夜明け前のひまわり畑。

ひまわりの花が白々としてきた、南東のほうにいっせいに花を向けていた。

この風景を見て、なんとなく不気味な感じがしてしまった。

ひまわりの花が、人の顔だとすると、日の出を待っていっせいに出撃する兵士の顔の思えたからである。

先日、トルコでクーデター騒動があり、それを鎮圧したまでは良かったが、それに乗じて政府は8万人という人を拘束し追放もしくは裁判にかけるそうだし、マスコミにも圧力をかけて政権の基盤を固め独裁政治の糸口にしそうな勢いであり、日本でも昭和の初期にクーデタが起き同じような流れができてしまった。

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世間では今日を終戦記念日という。しかし、ありていに言えば太平洋戦争において日本が無条件降伏をした日であり、敗戦記念日というのが本当であろう。

撤退を転進といい、占領軍を進駐軍と言い換えたように、なんでもかんでもオブラートに包んでしまい、本質を隠してしまう日本人のくせは、東北で地震で事故を起こした原子力発電所に老いても受け継がれている。

ただ、この大戦で日本が負けてよかったことといえば、少なくともその後71年間は、武器を取って戦わなくて良かったことと、自由にものが言える社会になったことであろう。

もしあの戦いで勝てなかったとしても、あの体制が生き延びていたら、今の日本は北朝鮮や、中国のような社会であったことは間違いない。

そして、いま、戦争体験者が少なくなって、アレルギーが少なくなったと見て、戦前回帰の思いを持つ人の発言が強くなってきている。

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2016年8月14日 (日)

ジンジャー

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太陽が出ないというだけでこんなにも涼しいのかと実感した。

今朝方わずかばかりのお湿りもあったのが輪をかけていたのだろうか、すこし息をついたような感じがした。

ジンジャーの花がすこし前から咲き出していた、白い 真っ白な花が、、、、

ジンジャーというのは、日本語に直すと生姜だというが、日本古来の生姜とは似ても似つかない。

そして、アメリカから入ってきたジンジャーエールという飲み物はただ刺激があるだけで、とても生姜が入っているとは思えなかった。

そしたら、コカコーラー社のジンジャーエールには、ジンジャーが入っていないと聞いてびっくりしゃっくり、、、

なんだか、怪しい花に見えてきた昨今である。

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2016年8月11日 (木)

ミミズだって 青大将だって

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毎日毎日「暑い暑い」といって暮らしている。

今日は雲が上空にかかっていて、日差しからは逃れていたが、湿気が強くて不快なことには変わりない。この連続した暑さで土の中の湿気がなくなったためか、地中から這い出してきたミミズが、あちこちに干からびている。

温度だけなら、堆肥なんぞはかなり高温になるので、耐性はあるはずなのだから、、、、、、

そんな、こんなで、いつものようにクーラーで涼んでいたら、連れ合いが大きな声で呼んできた。

何事ならんと、外に出てみると「裏の川に蛇が出てきた」と血相を変えていう。

見れば、1,5mにもならんとする見事な青大将が、水の少ない部分でなが~く伸びて動かないでいる。これもあまりの暑さに耐えかねて、海水浴ならぬ川水浴といったところか。

いつもこの場所を縄張りにしている白鶺鴒が邪魔だといわんばかりにけん制するが一向に動こうとはしない。

連れ合いは白鶺鴒と一緒になって「なんとかして!」と叫ぶ。

「青大将は悪さをしないどころか鼠などを追っ払ってくれる動物なんでほっとけ」という。

しかし、蛇嫌いの耳にはそんな言葉は通じない。

自分がなんにもしないと知ったあとは、蛇に石を投げ始め、身の危険を感じた蛇は下流に去っていった。

ミミズだって、青大将だって、アメンボだって、みんなみんな生きているんだ、友達なんだ

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2016年8月10日 (水)

萎えてしまう

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最近の厳しい暑さで、草も木も萎えて枯れ始めている。

裏の畑もキュウリやインゲンが実をつけなくなり、新しく種から芽を育てているキュウリを移植し、朝夕水遣りをしているが、水桶にためた雨水も底をつきだしている。

インゲンを抜いた畑に鍬を入れてみたが、まるで、砂漠のように中まで水気がなく、硬い土くれになって壊しながらの畑打ち、、、、、

わずかな時間だったが、汗まみれになってシャワー。

午後は、とても外に出る気がしなくて、クーラーをかけて昼寝するが、これでは、運動不足で筋肉が衰えて、気持ちも身体も萎えてしまいそうなこの夏である。

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2016年8月 9日 (火)

長崎原爆忌

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こよなく晴れた青空を 悲しとおもう せつなさよ

映画「長崎の鐘」の主題歌だった。

(”長崎の鐘”藤山一郎の歌は何度も聞いたが、淡々と歌っていた映画の挿入歌が一番心にしみる)

青空が切ないという気持ち。たまたま、上空が晴れていたために、標的にされた長崎。

今日も、空は晴れ上がり、長崎原爆忌。

車載の温度計は外気温四十度と出ていた。

じめじめしたた湿気も加わって一日中サウナ風呂状態。

この暑さいつまで続くのか、暑さに弱い爺も空を見上げて嘆く、、、、、、

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2016年8月 8日 (月)

九分九厘まで来て

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庭においたシンビジュームの鉢植えをみたら、葉の裏側で蝉が脱皮の途中で息絶えていた。

昆虫にしては、長い地中の生活を終え、どこをどう歩いてきたのか知らないが、コンクリートの土間をはい、植木鉢をよじ登って、ランの葉先まで来たものの疲れ果ててしまったのだろうか。

脱皮の途中ということは、七年という蝉の一生から見れば、あと七日間ほどの命しかないので、九分九厘まで来て無念の死である。

さぞかし残念無念と言ったところだろう。

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今日はいろいろと大きなことがあった日である。

リオのオリンピック結果、イチロー選手の3,000本安打、天皇の生前退位に関しての放送等々、、、

いつもの年なら、高校野球だけでテレビは騒いでいるのだが、話題が多すぎて、、

そのなかで自分なりに一番関心があったのは、天皇の生前退位についてであったが、あまりの暑さで、その時間にはテレビを消してすごしてしまった。

なので、詳しいことは知らない。

しかし、七十一年前の八月十五日を思い出してしまった。

あの日も、今日のように暑い日であった。前々から、正午にラジオの前に集まれという知らせが来ていたようだが、幼い自分たちは何も知らないでプールの帰り人だかりの中で”玉音”放送を聴いた。

山奥の谷間のばかりのせいではなかったようだが、何を言っているのか分からなかった。

ただ、甲高い声だという認識しかなかったが、戦争が済んだのではないかという人がいて、母親に知らせるため家に戻った。

そして、今日。あの時とは違い静かに話されていたが、表面上のことしかわからず、退位するとは直接言っていなかった。

若いころ、昭和天皇のころは皇室なんて無くてもよいくらいにしか思っていなかったが、今の天皇になって被災各地の訪問や海外の激戦地慰問をはじめ、おりおりに右傾化する最近の日本を憂えるような発言があることに共感と親しみを持っていた。

そして、テレビに映る最近の姿を見て生前退位は、明治以前にはよくあったことだし、女性天皇だって何人かはいたのだから、周りがあまりぐちゃぐちゃ言わないで要望を聞いてあげるべきではなかろうか。

余計な事ながら、、、、、、

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そうそう、そういえば、例年ならテレビ中継される富士登山駅伝が昨日あったそうで、今朝の新聞ではじめて知った。

今の時期、新聞やテレビに載ろうと思ったらよほどのことをしなければならないし、不祥事は今のうちに発表しておいたほうがいいんではないかい。

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2016年8月 7日 (日)

出て来い出て来い

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Img_4023ここ一ヶ月のうちにどれだけ雨が降ったことだろう。

梅雨時を含めて、ほんの二~三回ぐらいしか記憶に無い、それも、激しく降ったのは、、、、、ない。

裏の川は干上がりをしないまでも流れる推量はめっきりと減っている。

そんななか、川面を見ていたら、茂ったカナダ藻の下から鯉が現れて、藻そのものなのか、藻についた何かなのかは分からないが、口をもぐもぐとさせていた。

まさに子供のころ歌わされた童謡ではないが「出て来い 出て来い 池の鯉 底の松藻の茂った中に、、、、」を思い出して口ずさんでみた。

多分、この天気続きでは水温も高くなっているに違いないが、藻にとっては最適はようで、見る見る範囲を広げ小さな白い花を点々と咲かせている。

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今日は立秋。天気予報は台風が発生しているものの、日本には海の波以外にほとんど影響の無い形で通り過ぎ、暑さはこの一週間変わりなく続くという。

先日植えたキュウリの苗には、日よけをかぶせ、朝夕水遣りをして萎れないようにしているが、高齢者の熱中症が増加していると聞くと、他人事ではいられず、午後は家に閉じこもっている。

天の神様も、もう少し暦のほうに気を使ってくれないと困る。と言いたいところだが、、、、、、、、、これが自然というものだから

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2016年8月 6日 (土)

露のようにはかなく

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今日は広島に原爆が落とされてから七十一年目になる。

子供心にも、この時期になると爆弾を積んだB29に対して、まったく無防備だった富山空襲を離れたところから見ていて、悔しさよりも負けてしまったという感じを持っていた。

それでも、「日本の一番長い夏」という映画を見ていても、狂信的な連中に振り回されて戦争を止めることができなかったことが映し出されていた。

ただ、そこにいたというだけで一瞬にして、何もかも焼きつくされ塵となって、骨さえも残さず消え去った人々に対して、戦争犯罪者はどう説明しただろうか。

人の命は、稲に宿った水滴のようにはかなく、日が昇れば瞬く間に消えてしまうものと知ってはいるが、、、、、、、、、、

今朝も空に雲は無く、朝凪で風も無い田んぼには無数の水玉がきらめいていた。

この一つ一つには、それぞれ個性があるのだが、、、、、、、

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あまりの暑さに耐えかねて、清水の日帰り温泉に行ってきた。

夏休みに入った土曜日だというのに、この暑さからか施設はがら空き状態。

おかげで、源泉のぬるい風呂に一時間ばかり浸かって、少々ふやけ気分で休憩所に戻ってきた。

おりしも、テレビはリオディジャネロオリンピックの開会式を映し出していた。

チラチラッと余所見をしてみていたが、なんだかんだと言いながらけっこう立派にやっているじゃん、とおもいつつ、周りを見ると誰も関心がないのかいている人がいない。

休憩室にはざっと見ただけで20人くらい入るのに、、、、、、、最近の不祥事がこんなにも関心をなくしてしまっているのだろうか。

それにしても、テレビの中ではしゃいでいるコメンテーターが、こんな様子を見たらテンションをあげるのに苦労するだろうな、なんて他所事ながら

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2016年8月 5日 (金)

雄しべと雌しべが

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クサギの花が咲き出した。

漢字では臭木と書き、この木の葉っぱは臭くて、手に触れるとなかなか臭いが落ちないので、子供のころはこの木を避けて藪くぐりをしたものだった。

その代わりといってはなんだが、花の匂いはすこぶる芳しくて同じ木なのにと思っていたものだった。

しかし、この木も若いうちは葉っぱの味が良いため、虫除けに臭いのだが種を作るには、良い匂いを出さないと虫が寄ってこないという苦肉の策なのかもしれない。

ただ、この臭いという臭いも、歳とともに嫌でなくなってきたのはどういうことだろうか、、、、、、、、、

そして、造物主である神様は、どういういわれか、ほかの木の花と違って、雄しべと雌しべを全然別な方向に向かせているが、どういう魂胆でこんな風にしたのかいつもこの花を見るたび思ってしまう。

どうも外づらはよいが、男と女がそっぽを向き合っている、どこかの家と同じなのかな?

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2016年8月 3日 (水)

にょきにょきと

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”天気晴朗なれど波高し”という有名な句ではないけれど、東海沖に低気圧があって、そこから回りこむ湿った空気がにわか雨や豪雨をあちこちに降らしているという。

そのわりには、我が家の周りでは夜中にすこし降ったようだが、たいした気配は無く、今日も蒸し暑いだけの一日になった。

空には入道雲がにょきにょきと上がり、クマゼミが難聴の自分の耳にも痛いような響きを持って突き刺さってくる。

おりもおり、がんで入院している知り合いを訪ねて、見舞いに行ってきた。肺がんが見つかってから10年、昨年から頭に転移したそうだが、顔は分かったようで、にこやかに応対してくれたが、名前が出てこない様子、、、、、、

人間、必ず滅するものだが、長い闘病生活がよいのか、ぴんぴんころりで言い残すことも無く逝くのがよいのか、、、、、、、

ただ、自分の意思で決められないのが難だけれど

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2016年8月 2日 (火)

びしょ濡れ

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Img_3937畑の土が焼けて、種を蒔いて水遣りをしても芽を出さない上、いままで生り物を出していた、キュウリやインゲンも元気がなくなっている。

そのため、昨日今日と雨が降るという予報には期待していたのだが、、、、、これがさっぱり当て外れ。

裏を流れる水路も、ところどころ、三面張りの底が見えている始末。

この暑さに耐えかねてか、ハクセキレイが毎日水浴びをし、びしょ濡れになっては物干しで、身体を震わせている。

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