雄しべと雌しべが
漢字では臭木と書き、この木の葉っぱは臭くて、手に触れるとなかなか臭いが落ちないので、子供のころはこの木を避けて藪くぐりをしたものだった。
その代わりといってはなんだが、花の匂いはすこぶる芳しくて同じ木なのにと思っていたものだった。
しかし、この木も若いうちは葉っぱの味が良いため、虫除けに臭いのだが種を作るには、良い匂いを出さないと虫が寄ってこないという苦肉の策なのかもしれない。
ただ、この臭いという臭いも、歳とともに嫌でなくなってきたのはどういうことだろうか、、、、、、、、、
そして、造物主である神様は、どういういわれか、ほかの木の花と違って、雄しべと雌しべを全然別な方向に向かせているが、どういう魂胆でこんな風にしたのかいつもこの花を見るたび思ってしまう。
どうも外づらはよいが、男と女がそっぽを向き合っている、どこかの家と同じなのかな?
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