早く寝た分早く覚め
2400m台とこのあたりでは低い山だが居ようを誇る錫杖岳、ナナカマドは早くも色づき秋の気配だが、、、
飛騨は今年一番だったという暑さも、日付が変わるころからめっきり気温が下がって、布団をかぶらなければ居れないほどまでに下がった。
久しぶりに布団を胸まで引き上げた感触は、懐かしいような気分にさせ、また眠りに落ちた。
昨日は長女の一周忌にあわせて、父親の五十回忌をふるさとの檀那寺で行った。
そこで聞かされたのは、今年一番の暑さだという。
湿気もかなりあって静岡のふだんとは変わりない暑さが襲い、街中には人通りが消えてしまっていた。
そんななか、墓を掃除し寺の本堂で供養をしてもらった後、墓に戻って塔婆をたて、どうにか一応の勤めを果たした。
人は、五十回忌なんてめったに出来ることではないので、、、、、というが、若いうちに早死にしたためであり、決して良いことばかりではない。
しかし、われわれの年代のものの中には、父親を戦争でなくした人もあって、そんな人は、七十五回忌なんて人もいるに違いないので、成人を済ませてからの代替わりはやはり感謝しなければならないことである。
とにかく、静岡を朝五時に出発し松本から安房峠トンネルを越えて飛騨神岡まで300kmほど、途中休み休み車を走らせたのだが、そのままとんぼ返りはさすがに自信がなかったので、奥飛騨温泉の中尾に宿を取った。
到着早々は、晴れていた空も一転してにわか雨の中に周りの山々が雲や霧のかなたに溶け込んでしまった。
宿は始めてのところだったので、様子が分からなかったが、風呂が充実していたのと、夕食の肉の質がよく満足した。
しかし、なにぶんにもまわりにはなんにもなく、少々度を越したビールのおかげで九時半には目が開かなくなり、眠りに入ったまでは良かったが、年よりは朝寝ができない、早く寝た分早く目がさめ、夜明けが待ち遠しい朝になってしまった。
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コメント
岡崎在住さま
85歳のおじさんというからには、八歳ほど年上になりますね。
栃洞にいた人だとしたら、知っている人かもしれません。
定年までいたとしたら、昭和57年の合理化ころまでいたのでしょうか。
それにしても、塵肺による肺活量の低下は苦しいそうです。
お大事に、、、、、、
当方も、親子二代の坑内勤務。勤続21年で辞めたためか、同級生のほとんどが珪肺認定を受けている中で、幸いというかまだ塵肺になっていないよです。
乾式削岩機も使ったのに、、、なんとも坑内向き身体だったようです。
しかし、よる年並みには勝てず、最近は体力の低下がひしひしと感じられる年頃になりました。
投稿: オラケタル | 2016年8月23日 (火) 15時49分
17日に墓参りがてら,神岡町東町の親戚に寄ったところオジちゃん85歳が肺炎で入院したとのこと。早速、入院先の久美愛厚生病院(高山市)に帰りにお見舞い。熱は下がったものの、肺活量低下で声が出ない模様やったが、まずは一安心。オランドコの父ちゃんも晩年は同じ症状やったな。オバチャンに色々聞くと塵肺も関係し、痰が良く出るそうな。「そら訴訟に加わらんと駄目やに」との問いに、「やっとるんやがなかなか認めてもらえんのや」とのこと。やっぱ健康第一やね。
投稿: 岡崎在住 | 2016年8月22日 (月) 20時43分