田んぼの案山子
近所の田んぼも早いところは、稲刈りが終わっているが、大半はこれからと言う状況である。
しかし、どの田んぼもここしばらくの長雨で稲刈りができずにいるものの、稲のほうはすっかりと色づいてきており、その稲を狙ってか、すずめの群れが急に飛び立っていくのを見る。
この田んぼでは、持ち主の趣味か、どこかの団体なのかは分からないが、田んぼの周りを二十本(?)ほどの案山子が立っている。
歌に歌われている案山子は、一本足であるがここの場合、一本足は見ることができない近代案山子である。
とぼけた表情の案山子が多い中で、一番気になったのが胸の付近まで稲の波にしずめ、眉間にしわを寄せて深刻な顔をしたおばあさん案山子。
顔の表情があまりにもリアルなので、マネキンかとも思ったが、こんなマネキンはどこに飾ってあったのだろう、店頭には置けないような気がする。
ハート型のサングラスがなんとも風情があり、ひょっとすると、見た目より若いん?などと想像は膨らんでいく、、、
この中では最高賞を差し上げたいとおもった。
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