富士山初冠雪

朝まだ明けやらぬ東の山奥に初冠雪をみる
先日甲府気象台から見えなかったとして無効になった富士山の初冠雪。
今日はこれでもかと言わんばかりに山頂を白く染めていた。
今年の初冠雪は例年よりかなり遅く、六十年前の初冠雪とタイ記録で観測史上最も遅かったとテレビは言う。
これが、これから来る冬とどういう関係になるのか分からないが、良い兆しであってくれることを祈っている。
”良い兆し”って? 暖かくても寒くても、、、、、まあどうでも良いことだが
ここ静岡では昨日の寒さとは打って変わって、気温が二十五度越えの夏日になったが山頂は気温が低いままだったらしく、夕方になっても白さは確認できた。
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日本有数の大企業と言われる電通で、過労自殺者が出て刑事事件がらみで臨検されているそうだ。
前にも過労死がらみで最高裁判決が出て高額の賠償をはらった電通であるがそれを教訓としていなかったことになる。
電通と言えば、かなりの競争率を突破した成績優秀(学業)な人だったとおもわれ、自殺の原因も労働時間ばかりでなく人間関係(特に上司のいじめなど)も原因しているのかもしれないが、、
時間外の労働時間は労働基準法36条に基ずき労働組合と協議しなければならないのだが、最近の労働組合は労働者の団体ではなく、会社の意向をおもんばかって会社の代わりに労働者を締め付けるようなものが多くなってきている。
ちなみに、2,015年一年で、過労自殺者が2,115人という統計もあるそうで、電通に限ったことではなく、日本全土でこんなことが毎日何十人も起きていることになる。
今朝の新聞にも載っていたが、大学を卒業して三年以内に退職する人23%にもなり、サービス業にいたっては50%を超えているとか。
この中にはあんまり仕事をすると過労死をしてしまうと退職する人がかなりいるのではないかと想像してしまう。
大学を出た以上、就職するときには将来への希望を持っていたと思うが、こんなかたちで仕事を続けられなくなると言うのは、国家的損失と思うが、政府や経団連はその辺の事情を知ろうともしないでいるようだ。
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