夕焼け雲に誘われて
久しぶりに夕焼け雲に会えそうな雰囲気になってきたので、近所の田んぼの畦道を歩いてみた。
空は秋の空を代表するかのように高層雲と中層雲そして、低い雲の三層をなしており、低い雲はすでに沈む太陽の光を受けられないようで、黒くなっていたが、風が無いようで同じ位置にとどまって動かないでいる。
中層の雲と高層の雲はまだ、夕日で無いようで白く見えるが、動きの早い中層、遠いためか、形を変えないでゆっくりと動く高層の雲とは趣が違う。
そして、五時を回ってからいよいよ今日最後の見せ場を作ろうと、空は真っ赤に染まり、それも、十分とは立たずに終焉を迎え始める。
と、その幕引きを見計らって、夜空の花形六日の月が雲間から浮かび上がり、光を失う夕焼けに変わって輝きを増していく。
子供のころは、一番星があちらにポツン、ついで二番星がこちらにと輝き、瞬く間に夜空一杯星が輝くのが常であり文字通りスターであったが、最近では満天星を見ることがなくなった。
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今日も今日とてテレビは豊洲新市場の問題を取り上げている。
小池都知事もこれだけ問題がふくらみ、際限なく広がるとは思っていなかったに違いない。
そうした中で、戦犯をあくまで追求していくといわざるを得なくなってしまったようで、これがさらに進むと、誰か自殺などをして闇に証拠を持っていくと言うような事態になりかねないのだろうか。
東京都の技術系職員を称して、関東軍と言った人がいたが、第二次大戦の直接の引き金になった旧満州の関東軍が、本国の意向や命令を無視して暴走したのが始まりであったと聞く。
結局は、統制が取れなくなった軍と言う組織が国を危うくしてしてしまった(自分としては戦争に負けてよかったと思っているが、そのために、命と言う代償は高すぎた)
東京都は、他の自治体に比して潤沢な資金を持っているので、夕張市のようなことにはならないのだろうが、統制が取れなくなっていると言う点では旧軍隊と変わらなくなっているのではないだろうか。
この問題をいつどのように収めることができるのか、一度開けたパンドラの箱は中途半端な形で閉めることはできない。
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