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2016年11月30日 (水)

河豚は食べたし

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紫の筒状の花を四方に散らしたラッキョウの花。

虫も少なくなったこの季節を選んで花咲かせるのはなぜだろう。

ラッキョウそのものとしては地下の球根が分かれて増えるため、花から実をつけ種として広がる必要も少ないためかもしれない。

しかし、それにしては綺麗な花を咲かせるものだ。

また、店で売っているェシャレットというやつ、最近までこういう種類の外来植物だとばっかり思っていたのだが、春先ラッキョウが分化した若い球根だと最近になって知った。

春先、ふくらみもほとんど無いラッキョウの根を野蒜がわりにして味噌であえて食べたことがあるが、あれにも、フランス風の名前を付ければもっと美味かったかもしれない、、、、、、、

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「あれっ飛行機がやたらと低く飛んでいるな」と思っていたら、滑走路に着陸してしまった。

時計を見ると、予定よりかなり時間が早い。

おかしいなと思っていたら機内放送でどうも故障したので、コロンビアの空港に着陸したようなことを言っている。

今から三十八年前のこと、ペルーからメキシコに向かう飛行機だった。

当時のことだから着陸するまで機内放送も無く、着陸してからそのまま機内で数時間待たされて退屈で 退屈で、、、、

そして、メキシコに到着したのは、日本に向かう日本航空が飛び立ってしばらくしてからのことだった。

おかげで、メキシコシティーで一夜過ごすことが出来たが、日本で迎えに来ていた家族は情報も少なく大騒ぎだったようだ。

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今朝の新聞でブラジルのサッカー選手が南米一を競うためコロンビアに到着寸前に墜落し、多数の犠牲者を出したと書いてあった。

その中には日本でプレーをした選手と監督もいたようで、衝撃を受けた様子が書かれていた。

強豪ぞろいブラジルにあって、初めてチャンピョンになった喜びもつかの間の不幸。

ブラジルで一番のクラブチームにならなければ、、、、、チャーター機が急に変更にならなければこの惨事は起こらなかったのだがと考えると運命のいたずらと片付けられないものがある。

といって、これに懲りて飛行機に乗らないというわけにもいかず。

飛行機に乗る前に、生死をかけてってのも、、、、、、、、、、

日本には古来「ふぐは食べたし 死ぬのは怖し」というのがあるが。

         まさにそれ。

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2016年11月29日 (火)

真っ赤に燃えた

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散歩道の麻機はつるべ落としの日も沈み、空には夕焼け雲が西の空を染めているころになっても、富士山には結う日が当たっているのか真っ赤に燃えていた。

ここしばらくの雪がかなり積もったようで、静岡から見る限りでは岩陰がつくる黒い部分がすっかりなくなっているようだ。

その富士も、このあとすぐに日が翳り、鉛色のなった空と同化するように消えていった。

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2016年11月27日 (日)

木の葉をはらう

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今日は暦の上では「北風 木の葉をはらう」とある。

確かに暦どおり、近所の花水木の赤く紅葉した葉がここ二~三日の風で舞い散り、ほとんど木の枝先に残っていない状態になった。

しかし、木の葉をふるい落とした枝先には、来年の葉を包む硬い蕾が出来ており、世代交代は順調に進んでいるかのようだ。

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.先日、滋賀県でおにぎりの早食い競争で、喉にご飯が詰まってなくなった人がいたそうだ。

喉に食べ物を詰まらせてなくなる人は、例年だと年寄りが餅を詰まらせて、、、という話しで聞く。

しかし、今回のは二十八歳だとか、、、、、

親はどんな思いで、この知らせを聞いたことだろう。

戦後の食糧難を過ごし、いまでも、茶碗に米粒を残すことが出来ない自分から見ると、飽食の時代と言われる昨今、食べたくも無いのに大食いなど食べ物をおもちゃにするのは罰当たりなこととおもう。

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自分が鉱山(栃洞坑)で働いていたとき住んでいた南平社宅は、上の大富というところから江戸時代に大雨で崩落した土砂の堆積の上に建てられていると聞いた。

江戸時代、この大富というところは鉱山に入る人たちが沢山入っている飯場があったが、稼ぎの良い坑内夫は贅沢の限りをしていたそうだ(当時では)が、大雨で山抜けで一瞬にして全ての人が飲み込まれて死んだとそうだ。

しかし、このとき、飯場にいた飯炊き女だけは、つましく釜に残ったご飯を食べていたため助かった。という。因果応報の話しがのこっている。

食料自給率の少ない日本。くれぐれも食べ物を粗末にしないで欲しいと思う。

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2016年11月25日 (金)

風が吹けば

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さすがの太陽もこの雲を突き通すことが出来なかったようで、雲の中心部は黒いまま残っている。

勢いの失った、初冬の太陽の実力はこんなところなのだろう。

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株式や円相場を扱っている人は、まったく分からない人種というほか無い。

トランプ氏がアメリカ大統領選挙に勝利した途端、一挙に株価が暴落し、円高になったかと思えば、翌日には急騰した。

そして、現在株価は今年の最高値(?)をつけ、円は113円にまで下がっている。

まだ彼が大統領になるまで1ヶ月余もあり、どんな施策をするかも分からない、というより、アメリカ第一主義を取る可能性が高いというのに、なぜ株価が揚がるのだろうか。

なんだか、落語に出ていた”風が吹けば 桶屋が儲かる”式の発想からきているような気がする。

アメリカ共和党の本流ではないが、いままで、共和党が大統領になると戦争が始まっているように、新たな戦争をしでかせば、、、、、、、、どこが儲かるのだろうか。

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2016年11月24日 (木)

冬将軍来たる

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ツルウメモドキの実の皮がはがれ真っ赤な実が冬の到来を示している。

正月の縁起物ということで、この実を飾る家も多いと見えて、来月になると池ヶ谷の山に入ってくる人がいる。

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十六日長野行きを前にして手持ちのスタッドレスタイヤに履き替え、向こうに行ったら「ここらではまだだれも履き替えていないよ」って笑われたが、十年前よりもこっち、車山のホテルに向かったとき雪に降られて往生したことがあった。

それでなくても、霜が降ったと聞けば路面凍結が心配なので、毎年りんご狩りには冬用タイヤにすることにしている。

そして、今日は関東甲信越地方に初雪が舞い、いずれも積雪になったことからテレビは大騒ぎをしていた。

いよいよ、冬将軍が来たのはてから、一歩踏み出したのだろう。

長野の義弟もタイヤ交換で大忙しだったといっていたが、こちらは、さすがに54年ぶりとは言わなかった。

しかし、これも地球温暖化のせいではないかといわれると、何でもかんでも屁理屈をつけているのではないかと言う気がしてならない。

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2016年11月22日 (火)

赤水の滝

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「地元の方ですか?」と聞かれて、「まあそうだよ」って答えたら

「ここの紅葉はいまが一番の盛りですか」っていう「木の葉もかなり落ちているから、もう終わりだろうね」    「そうですか」といって去っていった。

紅葉が盛りかどうか、目で見て分かるはずだが、どんな気持ちで聞いてきたのかなって考えてしまった。

長野から帰ってきてしばらくは動きたくなかったが、持ち帰ってりんごを配るために、今日は安倍川上流の知り合いに行ったついでに赤水の滝まで足を延ばしてみた。

赤水の滝は、落差50mほどというが二段に分かれており標高は900m近くの高さにあるため、このあたりの紅葉は終盤になっている。

この滝は宝永四年に日本の南岸沿いに巨大地震が起き、その影響で大谷嶺が崩壊した際川をせき止めて作られたものと言われており、その際流れ出した土砂が赤くにごって大きな水煙を上げたことから名づけられたという話が残っている。

宝永四年といえば、このあと富士山が噴火し江戸まで火山灰が降ったかと思うと、そのあと浅間山の噴火が続き、成層圏に上がった火山灰で日の光が届きにくくなって凶作になった時代である。

おりしも、今日は東北地方で五年前の東北地震の余震ではないかという地震がおき、津波の警戒でテレビは午前中全て津波関連のものばかり。

おかげで、季節の曲がり角である「小雪」も11月22日をもじった”良い夫婦”も目で見た紅葉の盛りも自分の目で判定できない青年もすべて何処かにすっ飛んでしまった一日になった。

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2016年11月21日 (月)

初冬のトンボ

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立科町の古刹、津金寺の池のうえをトンボがいくつも舞っていた。

秋になって田んぼの周りに降りてきたアキアカネだろうが、卵を生むという大事業を済ませたが、余力があってかまだ生き残っていたものたちであろう。

見る限り、尾羽打ち枯らしたとは見えないが、自分同様老後の命といって差し支えない。

繁殖期には、木や竹の先につかまって縄張りを守ってきたが、いまその必要もなくなり、太陽の熱を吸ってあったかくなた石にしがみついて暖を取っている。

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今日、血圧の薬をもらいに薬局に行って調剤する間待っていたら、後から来たお客が、薬剤師と話していて「コーヒー味にしてください」なんていっていた。

そして、テレビでは「飲みやすい薬に力を注いでいます」というコマーシャルさえ出ていた。

われわれの小さかったころ薬は苦いものと決まっていた。

”良薬口に苦し”が当然であった。

長野に滞在中、弟の嫁が「身体にいいと聞いたからせっかく取り寄せた薬を不味いだの苦いだのなんていって飲まないのは言語道断。自分の身体のこと考えたらそんなこと言っていられないでしょ!」ときつく言っていたが、、、、、

もうその言葉、古くなってきたかも。

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2016年11月19日 (土)

雨の中

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昨夜遅くまで星の輝いていた夜空であったが、いつの間にか雨が降り出していた。

しとしとと降る雨の中、散歩をかねて集落の上まであがってみたが、昨日のような放射冷却も無く、霧に霞む山々は、まだ晩秋の趣が色濃く滲み出している。

集落を外れたすぐのところに、路傍の仏と庚申塚が雨に打たれ、侘しげにたっている。

雰囲気は「さびしさに 宿を立ちいでて ながむれば いづくもおなじ 秋の夕暮れ」という百人一首の歌がそのまま当てはまる感じの風景である。

この雨、予報によれば日中降り続くとのことであったので、「昼ごはんを食べてから出かけたら、、、」と言われたが、日が落ちてから雨の中を走るようなことになったら大変だと言う理由で、十時ころになって出発した。

りんご60kg以上と米30kg、のほか、土産の菓子、ねぎ、かぼちゃ、白菜などの農産物を車一杯に積み込んだ荷物は重く、途中何台もの車に道を譲りながら静岡に向けて走った。

道すがら雨は強弱を繰り返したものの、ワイパーを止めることは無いまま走り、清水の新東名インターからが一番激しく視界さえ不住な様相を示した。

ところが、静岡インターのすこし手前から西の空が明るくなり、家に着いた途端、雨が上がってしまった。

「こんなことって初めてだよね」と言いながら、荷下ろしをし車の労をねぎらった。

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2016年11月18日 (金)

花筏は

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「今朝の気温はマイナス三度だったよ」とは、例年りんごを分けてもらっているりんご園の主人の話し、、、、。

昨夜来、布引温泉でぬくぬくと過ごし、恒例の朝風呂を楽しんでいた身にとっては、気温が低いことは分かっていたが、零下をさすところまで下がっていたとは知らなかった。

長野までの道すがら、例年なら葉を落としてしまっている落葉松がまだ黄金色に枝先を輝かせ、ときおり、真っ赤に燃えている紅葉さえある中で「今年は本寒い日が少ないのかな?」なんて話し合っていたばかりだった。

昨日今日と穏やかに晴れ上がった空が、放射冷却をおこしたのだろう。

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兄弟それぞれに欲しいだけのりんごも積み終わり、それぞれに帰っていく中で、連れ合いの身体の調子が思わしくなかったので、もう一泊していくことにしたものの、自分自身は退屈をもてあまし、近所の津金寺に行って見た。

ここは、本堂前の大銀杏がすっかり葉を落とし、黄色い葉っぱをじゅうたんのように敷き詰めていた。

そして、そばの池には同じく葉を落とした別の銀杏を池に写しこみ紅葉や銀杏の葉を水面に浮かべて花筏を作っていたが、なんだか、もとの木を懐かしむようにまつわりついているかのように見えた。

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2016年11月16日 (水)

身不知柿ではないが

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会津地方には”身不知柿”という種類の柿があるそうな。

渋柿だそうで、その数が半端でなく枝が折れるほど実をつけることから付けられたと聞くが、散歩道の途中にもそんな柿があった。

ただ、身しらず柿は粒が大きく献上品などに使われる柿だそうだが、この柿は摘み取る人もいないため、もう少しすると鳥の餌にしかならないそうだ。

直径は5センチほど、これだけ小さくてはもらったとしても、好きな干し柿にでもしようものなら、出来たときには、、、、、、

ゆえにいつかは鳥が群がったときにとっておくことにしよう。と眺めている。

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明日は恒例の兄弟会。

例年のように長野県の立科町に集まり、りんごの買い付けと温泉に入り語らうことになっている。

まだ、八十三歳を頭に五人兄弟は健在であるが、その連れ合いに具合の悪くなったものもいて今年は全員がそろうことが出来なくなった。

いつまで続けられるのか、連日の高齢者の交通事故の報道を見ていると、自分は「大丈夫?」と思いながらも、この会もそろそろ終わりにしなければと考え始めている。

身の程というものは、なかなか分からないものである。

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2016年11月15日 (火)

スーパームーン

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あしたは六十八年ぶりのスーパームーン、次は2,034年11月26日なんで次のスパームーンは95歳。

そんなには生きていられないので月見酒を、、、と同級生からメールが入った。

それなら、自分も遠く離れた静岡でご相伴にあずかろうと用意したが、昨日はあいにくの曇り空、、、小雨も混じって当て外れ、、、

そして、今夜はスーパームーンに負けず劣らずの十六夜月夜。

秋の月はさやけきものとばかり思っていたが、暖かい気温と薄い雲が懸かり朧月夜の春みたいに感じがする月夜であった。

裏の川ではこの月明かりが呼び込んだのか、カルガモが数羽餌探しをしているようで、ガーガーガーと啼き交わしている。

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2016年11月12日 (土)

ひょっとして

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飛騨は古来、下下の国と言われていた。

山襞に住居が点在し、耕作地になる平坦な地が少なかったため、米の自給はもとより、五穀の少ない土地柄であるため、朝廷への献上品もなく、人間を交代で送り、税金代わりの使役を提供してきた。

その中には飛騨の匠で有名な大工仕事もあった。

そのため、仕事が出来なくなった人は最近まで”穀つぶし!”なんていわれ、肩身の狭い思いをしたものである。

いま、自分がそんな立場にいるのではないかと思う。

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双子の姉妹として有名だった”キンさん ギンさん」九十歳ころまではごく平凡な双子で過ごしてきたため、歳相応に老けていたといわれている。

それが、テレビのコマーシャルで脚光を浴びてから、生気を取り戻し元気になったそうだ。

また、アメリカでは最高齢の大統領候補だの、泡沫候補だのといわれながら幸運を手にした人もいるが、、、

(ひょっとして、かの国ではアメリカンドリームって言うのかもしれないが、これも神のお導きになるんでは、、、、)

やはり人間はある程度目標がないと早く老込むむものらしいし、短命といわれる鉱山労働者が、この歳まで生きてきたということは神様が最後のご褒美を授けてくれるものと期待しながら、、、。

なんて思わなければ、、、、、、人生が嫌になって鬱病になってしまうだろう。

季節も、終盤の冬に向かって心寂しくなってくる。

温暖と言われる静岡でも、南京櫨(ナンキンハゼ)の実が割れ、白くなった実を飾る葉っぱも赤く染まって最後の演出をはじめている。

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2016年11月11日 (金)

天命に

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庭の椿の葉の下に先週から白いものが着いており、枯葉にしてはおかしいと思って近寄ってみたら、ウラギンシジミであった。

すこし触ってみたが、足がすこし動いただけで位置を変えない。

早くも越冬のため冬眠に入ったのだろうか。

こんな風通しの良い目立つ場所で一冬過ごすというのだろうか。

虫に意思というものがあるのかどうか分からないが、自分が選んだ場所を最善と信じ、後は天命に任す。という、潔さが感じられ、こちらも手は出さないもの、見守っていこうと思った。

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今日も、テレビはアメリカの次期大統領の話題でもちっきり。

あまりのくどさに、夜の娯楽番組が始まるまでテレビのスイッチは入れないでおいた。

株式市場などを見ても、一夜明けたらあっさりと方向転換できるのはなになんだろう。

韓国大統領も豊洲問題もどこか消え去って、かの人の幼いころからのエピソードや子供のことを持ち出して延々とやっているさまは、マスコミというものの品格を疑わせる。

いやもともとそんなもの有りゃせんのだが、、、、、、、、

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2016年11月 9日 (水)

混迷の世界に

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冬の花サザンカがちらほらと咲き初めていた。

淡いピンクの花はいかにも儚なさを表しているかのようだ。

木の根元にははやくも、花びらがばらばらになって舞い散っていた。

山茶花は中国では椿のことを言うらしいが、日本ではサザンカという。

もともと中国から入ってきたときには、サンサカと日本読みにしたそうだが、いつの間にかサザンカというようになり、今ではこちらのほうが公認されている。

ちょうど将棋の世界で、王将が隅っこに追い詰められているさまを、家の角にあった雪隠(トイレ)にたとえて”雪隠詰め”といったが、いつのころからかセンチ詰めというようになり、今では両方使われているが、いずれ、センチ詰めが多くなるかもしれない。

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今日は朝からアメリカの放送局で無いかと思うほど、大統領選挙の開票速報ばかりであった。

結果的には、マスコミが優勢だといっていたクリントン候補が破れ、暴言を連発してきたトランプ候補が次期大統領に決まった。イギリスのEU離脱選挙のとき同様、マスコミは情勢を読み違えたことになる。

あれほど、綿密に行ったはずの調査も、結局は読みきれなかったことは、今後、マスコミの言うことは正確でなかった。ということを証明したことになる。

当落の原因はまた好きなように論評してもらえばよいのだが、共和党重鎮から一歩外れた素人政治家がこれからアメリカをどんな方向に持っていくのか、世界はまた一歩混迷差の度合いを増していくことになるのかもしれない。

おとなり韓国の政情不安、フィリッピンの暴言大統領と同じように自分の国しか考えないアメリカ大統領の出現、ロシアプーチン大統領や中国の習金平主席、トルコのやシリアなど強権的政治家が目白押しにいる中で、「俺が俺が、、」という世界が次の大戦になりかねないような気がしてならない。

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2016年11月 8日 (火)

ひりりとからい

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”山椒は小粒でもひりりと辛い”というが、同じ辛さでもわさびは”つ~ん”と来るという。

同じ辛いでも、マスタードやカレーはただ”辛い”のひとことである。

刺激する場所が違うために分けられた。では何だか言い足りない。

山に自生している山椒の実が熟成して艶やかに黒光りしていた。

多分これでは辛味がなくなっているのかと一粒噛んで見たが香りは薄くなっているようだし、そんなに刺激は無かった。

やはり、それぞれに旬というものがあるようだ。

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今朝ほどテレビを見ていたら、まだ明けやらぬ道路が陥没し、電柱が吸い込まれるようにして消えていくが像が出ていた。福岡駅前の五車線の道路とその両側の歩道が、その後すべて陥没し大きな穴になるまでに二時間ほどしかかからなかった。

原因は、その下で工事中の地下鉄が原因だそうだが、まるで、よく笑いものにしている中国の画像を想起させるものであった。

ずいぶん前のことであったが、サンフランシスコの地震の際道路橋が落下したとき、日本人の解説者が「日本では起きない事故です」といっていたが、それからしばらくして神戸の地震では自動車道がかなり長い区間横倒しになってしまった。

最近、日本の技術は凄いというような話を聞くが、中国の道路陥没事故を笑っていられる場合ではない。

午後になって、規模は小さいが、福岡では前にも二度陥没事故を起こしていると言う。

それほど、水を含んだ地層のあるところなら、前もって土を固形化する”薬注”という工法で進めることが出来なかったか、、、、、

先進ボーリングや地表からの調査ボーリングなどしておけばその必要性が察知できたはずである。

経費がかかるのでそれだけの予算が付けられなかったとすると、事故による損害賠償など、かえって大きな損失を出したことになる。

これは、ひとえに市役所の怠慢であったろうし、前にあったことを”他山の石”と出来なかったとすると慢心以外なんでもない。

とにかく、朝早い時間も幸いして犠牲者が出なかったことがただひとつの救いであった。

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2016年11月 7日 (月)

ようやく見つけた冬桜

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Img_0002いつもの年にはとっくに咲いているはずの冬桜を探してあるいた。

どの木もまだ青葉が茂り、その中に埋もれているのではない赤と探してみたが分からない。

夏の異常高温が響いたのだろうか。

葉を落とさないと咲かないのだろうかとあちこちを捜し歩いて、五本目にようやく探し当てた。

儚げに咲く花は三つ四つ すこし強めの風に揺れていた。

今日は立冬、暑さに慣れてしまった身体には、気温が十度台でもさむくかんじるのはすこし強めに吹く風のせいもあってのことだろうか。

いよいよ冬の幕が引かれた。

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2016年11月 6日 (日)

僕楽ごくらく  と

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暖かな午後の日差しをうけてツワブキの花が黄色く光っていた。

葉っぱが蕗の葉に似ているところから、蕗の仲間と勘違いされたのかもしれないが、花は立派なキク科の仲間であることを証明している。

ツワブキは漢字で書くと石蕗と書くが、名前の由来は艶蕗ではないかと書いてあった。

そして、花がこれほど光を反射して艶々と光るのは、葉っぱ同様花もきめ細かい被覆がされているためなのではないだろうか。

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眼下に藁科川と新東名、そして薄く霞む静岡市街地とその先に日本平と駿河湾

今日は、藁科川の上に立つ”ダイラボウ”に行って見た。

ダイラボウはそのむかし、琵琶湖の土を富士山に持っていって積み上げたと言う伝説のある大男で、その足跡が、ちょうどこの地にあるということで名づけられた場所である。

以前は杉木立に囲まれた100m近いくぼ地で、軽く曲がっているさまが足跡によく似た格好をしていて、よく名づけたものと思っていたが、ここ三~四年の間に市が綺麗に伐採してしまったため、あっけらかんとして、趣はなくなってしまった。

その代わりと言っては何だが、眺望が開け、最近ではハングライダーの飛び出し位置にもなっている。

また、ここに至る道路も完全舗装されたので、すこし奥の道の駅でおでんとご飯を買って昼ごはんにして食べた。

先日降った雪もここ四日間の晴天でまた真っ黒に戻った富士山と眼下の藁科川沿いの景色を眺めながら秋の澄んだ空気も腹いっぱいに入れて、、、、、、

食後のごろ寝は、極楽ごくらく   と

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2016年11月 4日 (金)

大道芸

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小春日和というにはすこし暖かすぎるかもしれないが、気持ちよく晴れ上がった昨日今日である。

いま静岡は、大道芸一色に染まっているが、昨年 一昨年と行っていないので三年ぶりに出かけてみようか。という気分になり駿府公園に行ってみた。

家から自転車で十五分ほどなので、ペダルをこいで行ったのだが、自動車の少ないところを選んでいくうち道を間違えて少々遠回りしてしまった。

久しぶりの公園は、いつも大きなテントを張って入場料を取るところが移動していたのをはじめ、なんだか食べ物を売る店が多くなったような気がして、雰囲気が違う。って感じ~

人ごみは、前と同じくらいと見たが、保育園や小学生の団体がかなり多いと見たが、今日は授業日なので遠足気分で出かけてきたのだろう。

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そうしたなか、いくつかの大道芸を見て回ったが、こちらが雰囲気に乗り切れないためか、立ち止まってみてみようと思うのは少なく、公園内を二週したところで帰ってきてしまった。

公園のほぼ中央にたっている、徳川家康像もこの騒ぎには戸惑っているようにも見えたのだけど、、、、

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2016年11月 3日 (木)

交通渋滞に

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あまりの天気のよさに誘われて、朝霧高原から旧鳴沢村まで行ってきた。

出掛けは、雲を布団のようにして頂上以外は白い雲に包まれていたが、これも風情があると思っていた。

しかし、次第に日が高くなると目が覚めたかのように雲が薄れ、朝霧高原あたりまできたときはスッポンポン、、、薄雪で化粧した姿をさらけ出してしまっていた。

実は、山中湖ちかくの花の都公園で紅葉狩りなんて思っていたのだが、世間は文化の日とかで、交通量が多く、ここで断念して戻ってきてしまった。

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2016年11月 1日 (火)

小さな棘が痛い

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イシミカワの実が団子を積み重ねたように草の先端に色づいてきた。

イシミカワとは変わった名前であるが、石見川とも石実皮または石膠(ニカワ)が語源と言われているらしいが、それがどんな理由なのかも分からないと言う。

草の分布は全国に広がる、タデ科のつる草であり、ちょっと油断すると田んぼや畦道にたちまち繁茂する雑草である。

そして、蔓には下向きの棘があるため、この草に引っこ抜こうとすると根元がかなり離れていることもあって長いつるが絡み付いて小さな引っかき傷をつくってしまう。

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昨日の沼津市長選挙は、自民 公明 民進の各党が公認し、農協をはじめ商工業団体などが応援した現職知事が、まったくの新人に倍ほどの票差で敗れた。

先の新潟知事選挙でも、同様の候補が敗れており、選挙民が政党や農協などの言うことを聞かなくなった、信用しなくなった、などの現象が出始めているようで、小さな棘でも痛いことを知らしめたようだ。

そして、次の総選挙がうわさされる静岡一区でも、民進党支部が推薦する候補者を、県連が無視してほかから候補者を連れてきて支部著に据えた。

当然一区の支部市議などは反発し離党したが、この調子では次の選挙は野党の分裂占拠になり、自民党候補は楽々当選をしたも同然の結果となるだろう。

では、なぜ支部が推薦した候補が県連から無視されたかというと、この人、原発反対運動をしたので、中電の組合員の支持を、ひいて連合の支持も受けられないからだそうだ。

どうも県連は原発に対する国民の意思を見誤っているとしか思われない。

長いこと議員を続けると、一般国民の考えと乖離してしまうことが、沼津市長や新潟県知事選に現れているとしか思えない。

おりしも、東電の福島原発の廃炉作業はお金がかかりすぎて、東電一社はもちろんのこと電力会社が束になっても出来ないほどなので、どこかおっつける手立ては無いものかと政府と一緒になって探し回っているようだ。

安い、きれいと宣伝してきた原発がそうでなかったことに口をふさいで、老朽原発の再延長を認めようとしていることも”乖離”と言わざるを得ない。

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