さねかづら
人に知られで くるよしもかな
1,100年も前の平安貴族の歌った歌であるが、子供のころ家族ぐるみで行った百人一首なかで良く意味が分からない歌のひとつである。
さねかづらの真っ赤に熟れた実はほかに木の葉が散り始めてはっきりと分かるようになった。
艶々とした5mmほどの球形に実を中心の花台の周りに散りばめてその存在感を誇っている。
一見美味そうな実であるが、まだこの実を食べたと言う人を見たことが無いし、遅くまでこのままの状態でぶら下がっているところから、鳥たちも食べないようだ。
しかし、木の実などの事典を見ても毒だとは書いてないと言うか、無視されているかのように取り上げられていない。
むかしは、この実を潰すとねばねばした果汁が出てくるところから、びんつけ油の代わりをしたとも言われているのだから、、、、、食べた人もいるのかもしれないと思うのだが、、、、、、。
とにかく、歌同様にわからない蔦の実である。
| 固定リンク
コメント
岡崎在住さま
学校でその句を習ったのですか?えらいまちがいやったね。
なにせ、自分らの子供のころは、家中でやるのが楽しみで親子合わせて七人で札の取り合いをしたもんやった。
歌の内容はだれも教えてくれんもんで、何とか想像して解釈したけど、当時の子供には顔が赤くなるような文句が一杯あったのを憶えています。
投稿: オラケタル | 2016年12月19日 (月) 21時14分
「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関」という句はよぉ覚えとるけどな。確か逢坂が大阪に変わったと習った記憶あるけど、今、NETで調べると、逢坂山とは滋賀県大津市西部と京都市の境界にある山らしいな。そういえば3年前のGWに大津の彦根城に行こうとしたら東名阪が大渋滞やったもんで、三重県菰野で高速を下りて一般道を走ったら楽勝に行けたな。高速料金が浮いたしな(笑)
投稿: 岡崎在住 | 2016年12月19日 (月) 20時44分