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2017年1月29日 (日)

縁台将棋には

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ぽかぽかとした陽気ながら、風の当たる場所では肌寒いようで、道下の陽だまりで将棋をさしている人がいる。

いつの世もそうだが縁台将棋やへぼ将棋には必ず野次馬がつき物。

今日も今日とて口を差し挟み気に覗き込む手合いがいて、世の中太平なり。

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国民のタバコ しんせいは 安くて煙が多い 

国民のタバコ しんせいは 安くて煙が多い 

ピースでは 強すぎる わかばでは不味すぎる 

国民のタバコ しんせいは 安くて煙が多い

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タバコを吸っていない自分にとってこの歌がどの程度のものか知らないが、そのむかし、労働歌の赤旗の替え歌として聞いたことがある。

昨日の新聞によると四月から旧3級品と呼ばれた、最低価格のタバコがそれぞれ一箱あたり30円ほど値上がりするそうだ。

嫌煙運動が盛んなこのご時勢にあって、庶民のタバコだと言っても通用しないため、反対運動は無い。

自分の父親も大の愛煙家であり、戦後タバコの無い時期には配給だけでは足りず、山から山アジサイの葉を採って来て乾燥し、辞書で包んで作ったタバコを吸っていたくらいであった。

そして、出回りだしたころは一箱20円くらいとおもう。一日の賃金が240円あったかどうかの時代だから、結構高かったのではないだろうか。

そのころは、捨てたタバコを集めて再生した”シケモク”なんてものさえあったが、良く吸っていたのはのは”ききょう”という、刻みタバコであった。

一服吸うと手のひらに雁首から火のついた吸殻を左手に叩き落とし、手のひらでころころと回しているうちに次のタバコを雁首につめてころころまわしていた火を次のタバコ移す作業は見ていて感心するものがあった。

その流れるような仕草に、大人って熱くないんだろうかなんて考える何処でなく、ただただ感心したものである。

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