« わかっちゃいるけど | トップページ | 白い山頂だけが »

2017年1月 3日 (火)

”餓鬼”のころのほうが

Img_0017


見るからに蝋細工を思わせる蝋梅の花が咲き始めた。

花の名前に梅の字が入っているが梅とは関係なく、ロウバイ科というひとつの科を持っているところを見ると、その種類は少ないのだろうな。

ものの本によると良い香りがするというが、ほかの匂いに邪魔されるのか、鼻が鈍いのか、自分にはちっともわからない。

.

.

今年の正月休みは久しぶりに、暦のめぐり合わせが悪かったようで、明日からの御用始めのために、孫娘は一日に来たのだが今日浜松に戻ったと言う。

一番下は、近くセンター試験だといって来なかったし、成人している男の子は仲間たちと遊び歩くため顔を出さなかった。

唯一、孫娘だけ両親と来たが、ものの一時間ほど、、、後は連れ合いとにらめっこ。

多分、何処に言っても人ごみと車が渋滞していると思うと、出かけるのが億劫になる。

テレビを見ると、放送局も正月休みを満喫したいらしく、再放送など手抜き番組ばかりで興味引くものが無い。

何十年も一緒にいる人の顔はいまさら見ても、、、、面白くも無い。

向こうも同じことなんだろう。

「食べる? なんにする?」  「あるものでいいよ」

結局は、正月前に用意していたものが食べきれていないので、、、、毎回同じものが出てくる。

こどものころ、「正月ぁいいなぁ、白い餅を腹いっぱい食って、家中で百人一首や花札を、、、、」と

年中、すきっ腹を抱えていた”餓鬼”のころのほうが、充実していたんじゃなかったろうか。

|

« わかっちゃいるけど | トップページ | 白い山頂だけが »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ”餓鬼”のころのほうが:

« わかっちゃいるけど | トップページ | 白い山頂だけが »