小さな声で”福は内”
明け方はともかく暖かい日が続くと、取り残した菜に花がさきだしてきた。
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「福は内 鬼は外」大きな声が行きかったのはいまはむかしのこと、、、
我が家ではここ10数年自分が近所に聞こえないよう”呟き”のような声で豆まきをしている。
その豆もむかしはフライパンでどっさりと煎り、半分くらいはそのまま砂糖を上からまぶして炒って、飴状にするのが親の代からのでんとうであった。
しかし、子供がいなくなると、煎り豆を買ってきて袋を破かずに、各部屋にひとつずつ置いてくるようになった。
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いつのころからか、市中に恵方巻きという風習がはいってきた、海苔巻きを一本丸ごと食べるそうだ。
食糧事情が悪かったころはこんな風趣が無かったのだが、いつのころからか噂が広がり、それに商業主義が乗っかってきたころからいろんな店に並べなれるようになった。
その恵方巻きも下火になったのか、需給のバランスが崩れると売れ残りを恐れたコンビニなどで、従業員に割り当て制で販売を強制しているそうだ。
以前にはクリスマスケーキの割り当てられた人から貰ったことがあるが、いくつか強制的に割り当てられ、家にもって帰っても子供たちから不味いと言われ、食べないからと只で提供されたのだが、なんだか気の毒になっていた。
親企業の権力を背景にしているため仕方なく買い取るしかない。
こういうのもパワハラになるのではないだろうか。
こんな報道を聞くにつけ、ますます恵方巻きというものを食べる気がしなくなったのは自分だけ?
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