雨に濡れて
久しぶりのお湿りで、窓の外は幾分潤って来はじめたのが分かる。
ここしばらくの異常乾燥は、寝ている間に鼻がつまり、口呼吸をしているようで、喉の奥までからからになって、目が覚め水気が欲しくなるため、枕元に水筒を持ってきて、お茶を飲まなければならない日がある。
雪はもちろんのことみぞれも氷雨も降らない静岡では、こんな雨でもこちら生まれのヒヨドリには、身体にこたえるようで濡れ鼠になって震えていた。
いつも、人の目を気にしてすぐさまに逃げていくのだが、雨の当たらないこの場所にすこしでも長居をしたいようで、じっと動かないでこらえているさまは、普段憎らしく感じている鳥に哀れを感じてしまう。、
.
.
官僚の天下りはいろいろと弊害を起こしてきたので、禁止されてきていたのだが、文部科学省が、巧妙?に天下りさせたのが露見した。政府はほかの庁省でも同様なことが無いかと調べる言っているが、、、、
先日テレビを見ていたら、読売新聞のコメンテーターが天下りに「能力ある人には気の毒だ」と肯定的な意見を言っていたので「右系の新聞社はやっぱりね」の感を強くした。
大体、天下りをしなければ再就職できないような人は、企業から「是非とも」と言われない人だからどこかに押し付けないと片がつかないからである。
本当に有能な人なら、世間がほっとかない。
それと、官庁の組織そのものがおかしいからであろう。
六十歳で定年と言うのは七十五歳までという、いまの社会には合わない。
同じ年採用で一人が事務次官になれば残りは何処かへ行かざるを得ないと言う慣習をやめ、その下で働くと言うくらいの制度にしたって不思議ないし、定年後に嘱託と言う形で残しても良いではないか。
民間企業ではとっくにそうしている。そうできないのは結局のところ能無しが席を暖めているだけで高給を取っているからに他ならない。
まぁ、公務員も世間の雨に濡れて生きなければね~
| 固定リンク
コメント