不死不滅だが
芳香の主は、道脇の建物の下に沈丁花の花。
花の時期は二月末から三月はじめにかけてというのだから、当然と言えば当然ながら、律儀に花を咲かせていることになり、「もう咲き出したか」と驚く自分のほうが月日の感覚をなくしていることになる。
花の香りで気がついたのだが、花はもっと前から咲いていたようで、咲く前の赤い蕾がほとんど見ることが出来なかった。
この花の花言葉は「不死」「不滅」だそうだが、別の項目を見ると、全草毒があるとか、、、、、なんか一致しない感強し。
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いわく「同一労働 同一賃金」いわく「時間外の労働時間規制」など、まるで、50年ほど前の労働組が行っていたことを、今の政府が言っている。
そして、今日、経団連と連合が繁忙期でも100時間以内の残業で手打ちしたそうだ。
一ヶ月100時間と言えば、何人かが過労死ないしは自殺した時間なので、まだまだこれからも何人か犠牲が出ることと思う。
それにしても、賃上げなどをふくめてこれらの問題は労働組合の主たる目的であるはずだが、それを保守政党に頼らざるを得ないと言うことは、アメリカのトランプ大統領の出現によく似た状況が日本でも起きているのではないだろうか。
自分が鉱山にいたころは、36協定で坑内勤務は時間外2時間までと制限され、月に10時間も残業すると職場委員から睨まれたものだった。
あのころは、春闘、期末手当のたびにストライキをしたが、自分が辞めた後組合も弱体化し、会社の意を汲み取ってお先棒を担ぐ執行部になったと嘆きの声を聞いたものだった。
一億総中流化といわれた、バブル期から組合員の希望がまとめきれず、組合活動も凋落して行ったが、これだけ打ちのめされても立ち上がれない労働者に成り下がってしまったのは、与えられた憲法でり、労働法にあったのだろうか。
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