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2017年3月27日 (月)

弥生系は嫌いって

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昨日に比べれば幾分気温はあがったものの、一日中小雨が降ったり止んだりを繰り返す一日であった。

そして、午後になって鳴り出した雷も納まって日差しが出てきたので、これでおしまいかと思い散歩に出かけたら、西の方は青空が出ていたが、頭上は雨雲が去らず時折細かい雨を降らし続ける。

虹が出ていないかと東の雲の下に目を凝らすが傘をさすほどの雨でないためか一向に現れる気配は無い。

一時間あまり歩いて帰れば、上着はしっぽりと、肌シャツは中からしっぽりと、、、、汗臭いと叱られる。

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「よこしまな考えを持った支那人や在日朝鮮人は  云々」と言う文書を保護者に送ったと言う籠池淳子さん?

一体、保守系と言われる人はどうしてこんなに器量が狭いのだろうか。

彼らは、日本人は単一民族であると言うが、古くから日本に住んでいたと言われる南方系の縄文人と朝鮮半島を経由した弥生人、そして、東北以北に住んでいたアイヌ系が入り混じった民族である。

何年か前、郷土史の講義を受講した際に、縄文人と弥生人が争った形跡が見当たらないと言うのを聞いた。

そのころは、人口も少なかったのだろうが接触の仕方が徐々に広がったのか、同じ人間とみたのか、大陸渡来の弥生人のほうが文化レベルが高くて差がありすぎたのかとにかく融和して日本人が出来たようだ。

そのため、いまでも四角い顔つきの縄文型のっぺり細顔の弥生人型なんていわれることがある。

そんな祖先を持つ民族がいまさら、「支那人は嫌い、朝鮮人は、、」と言えた義理だろうか。

ひょっとすると四角い顔を持ち頭の毛がぼさぼさな籠池淳子さんは南方系の縄文人の血が強いため、「弥生系が嫌い!」って言っているのだとしたら面白いかもしれない。

確かに島国で育った人と大陸で葛藤を繰り返した人たちとは社会状況が違い考え方も違うのは致し方ないが、日本人の考え方の根幹を成す仏教や儒教は中国から入ってきたものであることを肝に銘しておかねばなるまい。

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