見た目では分からない
トウダイグサの花が陽光を受けてまぶしいくらいに光輝いていた。
トウダイグサ、漢字で書くと燈台草となり、東大でも灯台でもない。
燈台とは、そのむかし部屋の明かるくするため、油を入れた皿に紐を入れてその先に火をつけたのだが、その皿に似ているということでつけられたそうだが、日の光を反射して明るく輝くさまは、そのすべてが燈台である。
葉の先端の苞葉のなかに、黄色い小さな花をいくつかつけているのだが、花が小さすぎてよく見えない。
草は折ると、白い乳液が出て被れるといわれているので、触らないようにしているが、全草毒だそうだ。
そのまぶしさと、毒草というのはミスマッチの感があるが、物は見た目では分からない。
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最近、フェイクニュースと言う言葉をよく聞くようになった。
なんでも、トランプ大統領が、気に入らない通信社が流すニュースを嘘っぱちなニュースだといって排除したがるときに使う言葉だそうだ。
どうも、今度の大統領はマスコミとの折り合いが悪く、普通は就任して100日はマスコミもその政策を大目に見るようだがそうでなかったし、大統領側も常に敵を作って攻撃をすることで求心力を高めてきたからやめられないようだ。
ともすれば為政者は、そのニュースが真実かどうかでなく、自分の耳に心地よいかどうかで決めている。
これは洋の東西を問わず、そうであることは韓国の大統領しかり、森友学園の安倍首相である。
むかしは、四月一日をエイプリルフールとして嘘をついてもよい日だったが、最近は年がら年中となってきた。
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