雨がしとしとと
朝から細かい雨が降り続け、満開を過ぎた桜桃の花には花散らしの雨になり、木の下に花じゅうたんを敷いている。
外は、暗い雨雲で外には出たくないが気温はかなり高いようで、暖房は一切使わないで済むところだが、習慣となってしまっているためか、時々入れては切るの繰り返し。
テレビでは”菜種梅雨”と言うのをかぶせて説明している。
例年ならこの雨が桜を散らしているのだろうが、どういうわけか早咲きの静岡はまだ満開を迎えている名所が一箇所もなく、五分咲きが精一杯の様子。
.
.
先日の新聞に生涯未婚のの男性が四人に一人いるという。そして、女性では七人に一人だそうだ。
その数字を聞けば、自分の周りにも指折り数えただけでも、片手に余る数がすぐに思いつく。
非正規労働者が増えて、収入も少ないなど経済的な理由もあるのだが、経済的には充分なはずの人でも「友達がみんな離婚をしているのを見ると、、、」とか、「炊事 洗濯 掃除などの家事も苦にならない」などという。
草食系男子という言葉が一時はやったようであるが、男の人に積極性が薄れていることのほか、お坊ちゃん、お嬢ちゃん育ち人同士のわがまま育ちでは家庭を築くと言うのは難しいのは確かである。
このままでいくと、人口減はもちろんであるが、歳をとって病気でもすれば、即座に施設に入るしかなく、そちらの国民負担も重石になりかねない。
自分らの若いころはなぜあんなに結婚しなければと言う強迫観念に似たものがあったのだろうか。
「神田川」と言う歌にもあるように、三畳一間の生活、「赤提灯」では仕事が無いときはキャベツを齧って腹の足しにしてまで同棲をした。
以前の同級会で聞いたのだが、「二十六歳になっても相手がいないのであせった」といっていた女性がいた。
たしかに、そのころは男でも三十歳をこして独身だとへんな言い方をされたものだった。
| 固定リンク
コメント