ハンカチ振り振り
葉っぱの白化したのかなと、近づいてみてこれがうわさに聞く「ハンカチの木」であると見当が付いた。
ハンカチの木は中国の雲南で遅くになって見つかった木で、、植えてから十五年ほどしないと花を咲かせないそうで、この木に出会うことはかなり難しいそうだ。
フワフワ揺れる大きな白い花びらは上下に二枚しかないもので、いかにもハンカチを想像させるが、今日の同級会を前にしてこれが吉とでるか凶と出るか、なんだか判じ物のような気がして、、、、、、
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「君は太平洋を見たか 僕は日本海を見たい」いつのころだったかこんな標語を長野県で見た覚えがある。
五月十日朝早く静岡を出発した。新東名で清水インターを抜け、六郷から中部道に入り山梨の双葉ジャンクションから諏訪まで中央道そして長野道から上信越道を下りきると日本海が見えてきた、日本列島を横断するのに約五時間一気に一時間運転することナシ、休み休みの自動車運転だったが日本も狭くなったものである。
そこから、北陸道を富山まで着いたところで十二時すこし前である。
腹ごしらえをして、ここまで来たなら何人かの友達に連絡を入れなければ、と回ったがいずれも戸が閉まって留守。どの家も我が家より広い土地と立派な造りに連れ合いは「あんたの友達は金持ちばっかりなの?」と聞くから「富山県は持ち家率の高さは日本一だし、敷地面積もそれに近いはず、、」と説明にならない返事をする。
とにかく、従姉妹の子供が3時まで仕事で家にいないはずだからそれまであちこちを回って四時近く同級会会場のある春日温泉にはいる。
すると「皆さんすでにおそろいですよ」とのこと、部屋に向かうと「幹事が一番遅いとは何事だ」とすでに出来上がっているみんなが笑いながら言う。
そうこうするうちにフロントから「友達が来ているんでロビーまで来てください」と、、、、、、、
十年ぶりくらいに幼友達の来訪。またしても幹事の仕事放棄話が弾む。
部屋のほうは人数も少なく、地元の同級生に幹事役を任せて、、、、、
とにかくテンヤワンヤながら人数の少なさが幸いして、直接の批判は聞かずに住んだ。
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