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2017年5月27日 (土)

肺に管を入れる

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今日もわが家の頭上を押さえつけるような音を響かせてヘリコプターが、県立総合病院に着陸した。

先週の日曜日、病室で本を読んでいたら、同じような音がしたので、病室に持ち込んでいた小さなカメラを持って屋上に飛びあがった。

と、言っても、すこし早く歩くとすぐに息切れをする身体だったので、外目にはさぞかしこっけいな姿だったろうと思うが、病室が六階にあり、そこからロビーに出て階段二十八段上がったところが屋上で、鉄柵の向こう、隣の建物の屋上がヘリポートでそこに回転翼を回したまま着陸していた。

自分がドアを開けて出たときにはすでに患者はヘリコプターから降ろされエレベター塔に入る寸前であったが、自分同様の野次馬はほかにもいて屋上には既に五人の患者が上がってきていた。

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ヘリコプターを見に屋上まで、階段を登るのが幾分楽になって自分自身では回復に向かっていると自信を持った翌日、「レントゲン写真を写して来て」と言われ、意気揚々と出かけ帰ってきたところ、すぐに主治医が屋上に迎えに来た。

胸の水が前より増えているので、午後から水抜きの手術をするとのこと、一瞬こんなに楽になったのに、、、、、とショック。

入った日の午後39,5℃あった体温も翌日の午後には38℃そして、37,5℃とすこしづつだが下がり、インフルエンザでもないし、結核でもないし細菌性らしいが、その菌は検出されないという、原因不明な肺炎だが、肺には水が溜まり一週間一日四回の抗生物質の点滴でも改善しなかった。

肺から水を抜くのは、エコーで水が一番多いところを確かめ、小指ほどの大きさの管を差し込むのだが、一日一リットルを限界にして抜くため、肋骨の間を部分麻酔、ベットの上で行なった。

「管を入れる穴は、一気にあけるのではなく最初に小さな穴を開けた後拡大すると言う方法をとります」という説明の後手術したのだが、上下の肋骨に触れるたび嫌な違和感があり、それでも二十分ほどで終了した。

術後赤い色をした水が一気に予定の一リットル噴出したが、急激な排水に肺が驚いて動きが鈍くなり、息が出来なくなった。

鼻から酸素を送り込んで、どうにか息継ぎを回復した。

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