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2017年7月31日 (月)

鬼は怖いもの悪いもの

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子供のころの鬼と言えば、怖いもの、悪いものと言うイメージが強かった、地獄では閻魔様のそばにいて死んだ人をいじめる役であり、桃太郎を代表する昔話しのなかでは金銀財宝を盗んでいく物の怪として扱われている。

頭には角があり、口には牙が生えている、そんなイメージからこの百合に鬼を冠した。

真っ赤な花びらの中に黒い斑点、突き出した雌しべは左右に広がっている。

しかし、この花の印象は強いとか悪いではなく”くどい”という印象を持つのは自分だけかもしれない。

事実花言葉では、愉快や陽気と言う意味があるそうで、鬼にしては好印象をもたれているそうだ。

でも、この花を貰ったとしたら、曲解されること間違い無しと思うがどうだろう?。

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八月三日に内閣改造を行なって政権の支持率を高揚させようとしているそうだが、果たしてどう出るだろうか。

例によってお友達偏重や派閥順送りではその効果はないようだし、最近になってようやく安倍首相個人の資質が一般大衆にも分かってきたようで、世論調査では首相が信頼できないと言う数字が増えてきた。

それにしても、気がつくのが遅すぎる。

前にこのブログで安倍批判記事を書いたとき、「過激すぎる」というコメントをもらったことがあり、いまどきの若い人は右翼的になっているあらわれかと想像していた。

自衛隊の駆けつけ警護やテロ防止法、お友達のための経済特区など、散々見せ付けられるまで分からない政治バカ、、、、

鬼は怖いもの、悪いものという子供のころの印象はまったく外れではないようだ。

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2017年7月29日 (土)

目と耳が一致しない

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やっとさっきまで遠雷のような音をたてて花火が上がっていた。

静岡恒例の安倍川花火大会の音だったが、ここ数年花火見物に出かけることも無くなって、あの人ごみや川原の桟敷で見物したこともなんだか遠い世界のような気がするこのごろである。

これは、何回も見て飽きたというより、気力の減退と言うべきものであろう。

家の窓から見ると、時折街並みの上に光っているのが見えるが、花火の会場から遠く離れた我が家では、光る花火と音が合致しないでちぐはぐに聞こえる。

まるで、目と耳が一致しない、まるで政府の答弁に似て、、、、

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長野から帰ってきて昨日から、背中や腰を中心にあちこちが痛みだした。

こういう風に、疲れが後から出てくるのも老化現象の一つだというが、現実を受け入れるしかない。

今日も一日、かったるい気持ちでごろごろと過ごす。

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2017年7月26日 (水)

話したら楽になるよ

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宿の窓越しから見える木立は、朝霧で潤んだように見えた。

戻り梅雨とかで、昨日から降り続いているようだ。

四阿山の中腹、標高1,450mといわれるこの場所ならよほど寒さがきついのかと予想をしていたが、フロントは外気温20度もあるという。

やっぱ、今年はなんだか変だよ。

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昨日今日と国会は安倍首相を呼んで加計学園の集中審議をしていたが、歯切れが悪く生煮え状態のまま推移している。

「丁寧に説明する」と言う首相は、先日のように激高して質問者に反撃するようなことは無かったが、説明はなっていない。

一度、信用が落ちればどう説明したって疑いの目で見られ、その後の回復は難しい、この説明のしかたでは益々聞くものがいらだってくる。

義弟の家で、普段は国会中継など見ることが無いのに、六人が逐一見ている。

そのうち誰かが刑事ドラマなら「何もかも話しましょうよ。話したら楽になるよ」って刑事が取り調べの場面でいうのがあるが、あれと同じ質問したらどうなの?っていう。

しかし、ここで「私がやりました」って言おうものなら、首相を辞めるしかないから、一国会議員に戻って、、、、、、本当に楽になるよな。

てなことで、雨に降り込められt年寄りの雑談は続く、、、、

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2017年7月25日 (火)

源内の呪縛

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一般的には東北より北側の海岸に咲くといわれるハマナスの花が山奥の信州にも咲いていた。

バラ科と言われるだけあって、花の形は薔薇に似ているが花びらが薄いため、ひらひらと風にそよがせている。

もともとの名前は浜梨といったらしいが、東北弁のシとスが逆転するところから、聞いた人がハマナスととったそうだ。

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土曜丑の日を翌日に控えた昨日、小諸城の近くで評判の店に義弟を誘って食べに行った。

店の前に行くと、「本日は予約以外受け付けません」と書いてあった。

さもあろうなとおもったが、せっかくここまで来たので一当たり当たってみようと、店に入り「静岡から評判を聞いてきたんだけど何とかできませんか」と聞いてみた。

と、あまり言い返事ではなかったが、なんとか座敷のひとテーブルを用意してくれて座ることが出来たが、受付のおばさん(と言っても70だに見えた)が面白くなかったらしく、お茶や漬物などを持ってくるたびにいろいろとくどくほど文句を言う。

その態度に、連れ合いは臍を曲げて、、、、、、、おかげで、折角の特上うな重もなんだか美味しく食べることが出来なかった。

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うなぎに限らず生き物は冬に向かって脂がのっているため、秋から初頭にかけてが一番美味いと聞いているし、、、、そう思う。

江戸時代になって、うなぎの売れない店先に「夏はうなぎがよろしかろ」という宣伝ビラを平賀源内がキャッチコピーとして張って以来、連綿として日本人はこの重爆から逃れないでいる。

それに乗っかった我々もそうだが、いったん亭主がお客として迎え入れた以上、愛想よく商売に徹して欲しいのだが、、、、、田舎の店員では無理なのかな?

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2017年7月24日 (月)

約束が違う

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へクソ蔓の花

人工衛星の発達で天気予報の精度高くなったという中で、こんなにも当てが外れたのも珍しいというのだろうか。

前日までの天気予報では、七月二十四~二十五日は曇り、二十六日午後から雨ということであり、二十六日午前までにジャガイモを掘りあげておけば余裕で帰れると思っていた。

立科町に着いた二十四日は曇り空が幸いして、気温は別にして湿度も低いので早速ジャガイモ掘りをはじめた。

例年どおり義弟がユンボを操作してジャガイモを掘り出し、バケットを揺すればジャガイモが顔を出すのでそれを集めて軽トラまで運ぶのが、自分の役目、、、

しかし、この作業を始めて一時間ほどしたときクラクラッと来た、即座に脱水症状の前触れと感じ直ちに作業をやめる。

午後になって再度作業を始めてみたが、ここも一時間ほどでやめることにし、「また明日に残しておこう」なんて強がりを言いながら、明日の助けを待った。

ところが八時ころからかなり激しい雨が降り出した。

「約束が違うじゃないか」と地団駄を踏んでも後の祭り、、、、、、

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2017年7月23日 (日)

こっちのほうが

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子供のころは見たことも無かった花だが、最近ではいたるところで見かけるようになった雑草。

その名もアレチノハナガサというだけあって、人が手を入れなくなるとすぐに一帯をこの草で埋め尽くす勢いを持っている。

しかも、静岡のように暖かいところでは通年枯れることが無いため、幹も太くなり草だか木だか分からないくらいに生長してしまう。

そんな草の花にシオからトンボが掴まっていた、まるで蜜を吸うかのようにしてぶら下がっている。

いや、ひょっとしてトンボのほうも進化して、昆虫を追っかけるより蜜を吸うほうが楽だなんて思っているのかも、、、、。

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長野からジャガイモの茎が枯れてきたと言う知らせがあったので、明日はジャガイモ掘りに行く。

先月、草むしりと追い肥を兼ねて行ったときには、今年の雨が少なかったため、土が固くなり雑草も生えにくかった気候でだったようで、ジャガイモの生育もあまり芳しくなかった。

そのため、あまり期待はしていないが、毎年の恒例行事なので、、、、

連れ合いたちはジャガイモより、ブルーべり狩りやプルーンのほうが楽しみらしく、こっちのほうが主目的などと言っている。

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2017年7月22日 (土)

できない

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蓮の花は朝になるとポンッという音を立てて開くと言う話がある。

そうすると、今ごろのレンコン畑はさぞかし騒がしいと言うことになりそうだが、いまだ音を聞いたことがない。

久しぶりに日の出前の蓮田周りを歩いてみたが、”すでに遅かりし由良の助”状態で花は開いていた。

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四十数年前になるが、自分が働いていた鉱山は採掘現場だけでなく、その周り核方向に向けて鉱石探しの坑道をのばし、総延長200kmとかいわれていた。

そうしたなかで、ボーリングに所属していた自分は鉱床の範囲と品位を確認し、採鉱計画を立てやすくするため調査と鉱石探しのため掘り進んだ坑道の先端に行って、その先の岩石を採取し状況を確認する仕事であった。

そうした中坑道の先端に行って行うボーリングは、鉱石探しと言うよりこの先にはなんにもないよという確証を得るためのもだと言ってよい作業だった。

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今日の新聞によると、東海地震の予知は「できない」と明記することになったそうだ。

静岡に来た当時、南海トラフのなかで東海地震を起こす静岡県沖の一帯で今にも地震が発生すると言う話でもちきりであり、「何でそんなところに行くの?」とよく言われたものだった。

そして、地震が発生するのを予知できないかと各地にひずみ計などの機器が設置され研究されてきたが、やはり自然を相手の予知は難しいということや東海に限らず南海トラフ全体で調べてみようと言う政府の方針もあってこういう結論になった模様である。

人工衛星でそれから監視している天気予報でさえが間違えるのに、目に見えない地下のことは、まさに”群盲象を撫でる”に等しいのだから、いままでの研究が全て無になったわけではない。

「無いと判断した鉱床」も目に見えない地下では、ひょっとしたらすぐそばまでボーリングの先端が行っていたのかもしれないし、わずかな角度でかすめていたのかもしれない。

全てが分かるというほど人間達していない。

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2017年7月21日 (金)

とにかく暑かった

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”梅雨明け十日”とはよく言ったもので、今が一番太陽を厳しいと思う時期なのかもしれない。

先日種をまいた夏レタスを裏の畑へ移植し、寒冷紗を上にかけて日よけとし、毎日水遣りをしているがなかなか元気を回復しないでいる。

そんななか、そばの庭ではデュランタの青い花が太陽の光を真っ向に受けて輝いている。さすがに南国生まれだけあって、こんな季節が好きなんだろうな。

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小学校のほうは夏休みに入ったようで、テレビが報じていた。

こちとらは、この暑さに負けて、畑に一時間程度行ってくるだけで、引きこもっている。

この夏に入ってすでに熱中症で死者まで出ていると聞くと、山の集会にもおちおちと出かけて入られない。

先日床屋でも「子供のころは静岡でも三十度越えの日はあんましなかった」と言っていたが、寒暖計を見たわけでもないのではっきりしたことは分からない、と言う結論になった。

ただ、海から10kmくらい離れたこのあたりからでも、自転車をこいで海水浴に行ったものだと聞くと、今ほど暑くてはいくら子供でも行く気がしないだろう、と思う。

そして、”海水浴”ときくと、はじめて、富山の岩瀬浜に言ったことが思い出された。

山の中腹にある鉱山の社宅から、朝早く起きて、一里の道を歩いて降りてロコに乗り、高山線で富山駅までは順調だったが、それから海へ向かう岩瀬線が超満員、座るどこではもちろんなかったが一番の苦痛は大人の尻の間にはまって、押されるやら暑いやらで焦熱地獄を経験した。

浜について、高山の海の家で支度し、海岸までの砂浜がまた暑く草履で鍛えた足でも我慢がならなかった。

その後どうしたかは覚えていない。あの時何歳だったかも憶えていないが、とにかく暑かったのだけ、、、、、、

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2017年7月19日 (水)

ようやく梅雨明け

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今日になってようやく、東海地方の梅雨は明けたようだと気象庁が発表した。

それを待っていたかのように一斉に蝉の声が大きくなったような気がするのは、気持ちだけだったのだろうか。

梅雨明けについては、ここしばらく雨らしい雨も降った覚えがないし、畑の作物に毎日水遣りをして過ごしてきたので、自分的感覚では、何をいまさらという気がしないでもない。

ただ、梅雨明け宣言してから雨が降っては恥をかくというお役所的な考えから、慎重に見極めてきたのがうかがわれるが、長期予想とはずいぶん違う梅雨であった。

また、今日は身体が慣れてきたのか、それとも湿気が少なかったからか、三十度越えをしていたのにエアコンを使用すること無しに夜を迎えている。

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2017年7月18日 (火)

犬も食わないはずなのに

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八重咲きのムクゲの花、薄い花びらは太陽の光を通してさらに白く輝く。

あちこちの花を渡り歩いてきた、熊ん蜂もこの花を最後にして何処かへ飛んでいく様子。

雄しべは名残惜しそうに揺れて見送る。

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「夫婦喧嘩は犬も食わない」と昔から言われているのに、ワイドショーは連日のように食いついている。

よほどこの材料が面白いようだが、山の会合でも初めは話題になった。

その要点は「タレント、俳優と言っても顔を書いて何ぼなんやなぁ、あれじゃ、あんたんとこの奥さんのほうがよっぽど美人やぜ」「あそこまでいくと、元に戻るのは無理だろうね、どんな魂胆があるんやろか?」などであったが、今では松居の”ま”の字も出てこない。

それをワイドショーが取り上げているのは、女性があの話を聞きたがるためのようだ。

となると、興味はどこにあるのだろうか、「他人の不幸は蜜の味」的か、それとも自分の場合は、、、なんて考えてのことか。

おりしも、退職金を渡す渡さないで退職者がその妻と娘に殺されたのではないかという放送もあったが、、、、、、、、くわばら くわばら

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2017年7月17日 (月)

満面の笑みで

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正月の縁起物として知られるマンリョウがいま花を咲かせている。

ヤブコウジの仲間だけあって、ほかの木の下を好みさらにその葉の下でひっそりと白い花を咲かせている。

おしべが尖っている珍しい咲き方の花は、梅雨明けが近いことを表しているようだ。

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昨夜は、孫たちと娘夫婦が突然来て、全快祝いをしてくれた。何枚か写真を撮ったが、そのどれを見ても、じいじは酒で顔を真っ赤にし、抜けた歯を誇示するかのように笑っている。

「じいさん 嬉かろ よかったな~」と連れ合いはとなりで言う。

言われたじいさん、「そう、ひとつ間違っていたら今日は初盆だった」なんて憎まれ口をいう。

顔は嬉しくて笑っているのに、、、、、まったく素直ではないんだ。

人数も人数だけんど、食べ盛りの孫たち、持ってきた寿司や揚げ物なども食べ切り、たまたまあった焼肉も二kgほど綺麗に食べてしまった。

結局は時計の針が天辺に行くまで飲むのに付き合ったが、今朝ほど孫が帰った後、どっと疲れが出たようでエアコンを入れて終日うつらうつらと過ごす。

それにしても、病気の全快をこんなに祝ってくれるなんて、、、

「おらぁ~しあわせだな~」って

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2017年7月15日 (土)

ハイタッチ

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ヤブカンゾウの雌しべがハイタッチをしているように見えるところが面白くて写真にしてみた。

ほの暗い谷筋にあってそこだけがやけに華やいでいるのは、何かいいことがあったのかと思わせてしまうほど楽しげだ。

ヤブカンゾウとノカンゾウは葉っぱの形が良く似ていて花が咲くまでどっちか分からない。ただ、自分も八重の花びらがヤブカンゾウであり、一重がノカンゾウだという区別の仕方しか知らないのだが、、、、、

ヤブカンゾウもノカンゾウも葉っぱのときは区別がつかないように、春五月ころの若芽はさっと茹でて胡麻味噌で会えるなどして食べると、口の中でしこしことして美味しい。

灰汁もなく無味無臭なのでもっと人気があってもよいのだが、割合と認知されていない。

カンゾウは漢字で書くと萱草と書き和名をワスレグサと読む、よく似ているがワスレナグサとは違う。

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静岡の大井川河口に隣接する吉田町が、教員の負担軽減を理由に夏休みを十六日間にするという。

本来、教育と言うものは子供を中心にして考えなければならないはずだが、教員の時間外労働などの面から、一日あたりの授業を減らすなどするためという。

子供たちは、さぞかしがっかりし、ほかの町の学校に行きたいなんて言っているかもしれない、それほど夏休みは子供の楽しみであるのは、この歳になっても分かる。

というのは、昭和二十年代だが自分が通った小中学校は冬の吹雪休校などがあったため、やはり夏休みがほかの学校に比べて少なかったものだが、なんだか大損したような気がしてたまらなかったもんだ。

そして、もうすこし休みが長ければ宿題を余裕を持って片付けられたのに、、、、なんて屁理屈をつけていたのも憶えている。

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2017年7月14日 (金)

雨にも日照りにも

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朝のうち雲もかかっていたが、十時ころからかなり暑さを伴った晴天が上空に広がった。

朝早く二日間行っていなかった裏の畑へ長靴を履いていってみると、昨日の雨に打たれたトマトの熟れたものは、裂け目が入って割れている。

もったいないので全て摘んで帰ってくる。

それにしても、雨が降れば泣き、晴れて暑くなれば泣く、、、、そんな男

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午後になってテレビを入れると、愛知県の犬山近辺で大雨が降り、あちこちが水没しているとのことであった。

この近辺には、同級生をはじめ鉱山で知り合った幾人かの家があり、心配になって確かめてみたがいずれも無事のようである。

それにしても、昨日静岡を襲った雨が一時間58mmの二倍以上の120mmだったとか、、、、、それは凄まじいものだったに違いない。

よく、小さな場所に集中して降る雨をゲリラ豪雨と言う言い方をするが、スペイン語でゲリラとは戦争そのものをいい、局所的な意味合いはない。

それと一緒で、今年の梅雨の降り方は各所で集中豪雨を引き起こしているのは、日本と言う規模から見れば局所ではない。と知るべきである。

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2017年7月13日 (木)

ムチャブリ

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木の枝を伝って落ちる雨雫 サッシの網越しに写す

久しぶりに降ったと思ったらこれがまたムチャブリの雨になった。

Img_0007裏の川は、一時間58mmと言う降り方をされて溜まらず満杯になって流れて行った。

テレビのレーダー解析を見ていたら、南北に上下しながらも線状の赤い帯が静岡県を横切っていた。これが停滞していたら九州の豪雨の二の舞いになっていてもおかしくなかったろう。

なにせ、43年前には七夕豪雨と呼ばれた雨は、静岡市内で一昼夜で508mmとか降ったそうである。

このとき家の周りでは1,5mくらい高さまで水に浸かったそうだが、その10年後に移住してきた自分は知る良しもなかった。

そのご、この降り方は100年に一度のことだから、あと90年は大丈夫だなんて慰められたが、地球温暖化で気候変動が激しくなっている折から、、、、、

信用できないでいる。

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そして、いまテレビは南米原産のヒアリで大騒ぎしている。

刺されると火に触ったような痛みを感じるところから、名付けられたと言うが、日本あちこちで見つかっているため、水際で阻止することに失敗しているのではないかとも言われ始めている。

日本にいま入ってきているルートは中国南部からのコンテナーだと言われているが、中国ではそんなに騒がれている様子もないし、アメリカにいたっては1,940年代から住み着いているそうだ。

となると、日本での騒ぎかたが異常なのか、先日までセアカゴケグモで騒いでいたがあれはどうなったのか、そして、デング熱を媒介するやぶ蚊の騒ぎも最近は聞かなくなった。

熱しやすく冷めやすいは人の常(日本人ばかりではないが)アメリカではトランプ疲れという言葉があり、日本でも安倍疲れが出そうな気配である。

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2017年7月11日 (火)

水辺のコスモス

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暑い暑いと言っても仕様がないことだが、連日の暑さは尋常ではない。

とくに、雪国飛騨で育った身にとっては、暑さに加えての蒸し暑さが堪え、夏本番を前にして早くもうだっている。

今年の梅雨はどこへ行ったのか、九州ばかりにとどまっておらずに、おすそ分けを少しばかり欲しいと思う。

そんなこんなですこしでも涼しい場所を求めて、巴川上流に行ってみると、川べりの土手に咲くコスモスが風に揺れていた。

誰かが植えたものではないような様子がさらに涼しく見せるのは気のせいだが、、、、、、

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ようやく肺炎の治療が済んだ。といっても、退院以来薬を飲んでいたわけなのではないので、経過観察結果であるが、、、、、

朝写したレントゲン写真をみると、まだ左胸の下が幾分白いように見えるが、医者はそのことを問題にせず、左の横隔膜が二年前に写した写真に比べてあがっている。という。

つまり、内臓が押し上げたと言うより、左肺がすこし小さくなってしまったと言うことだそうだ。

「もとに戻らないと思うので、かかりつけ医にそのことを連絡しておきます」

元に戻らない? 素人目に曇っているように見えるのは肺が萎縮してしまったためだろうか。

そういえば、息切れして山の階段を一気に登れなくなったのは、、、、、改めて、重症だったんだなと確認させられた。

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2017年7月10日 (月)

頭かくして

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リュウゼンカズラの花にすっぽりと埋まったようにして蜜を吸っているナミアゲハ。

よほど味が良いのか、頭を差し込んだまま動こうとはしない。

典型的な頭かくして状態である。

もしや、はまり込んだまま抜けなくなってしまったのかと、羽根に触れたらびっくりしたように飛び去ったが、天敵がいないのか、、、

いたとしたら、あまりにも無防備!

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今日国会では加計学園がらみで、注目の人前川前文部次官が、そして、大阪府議会では籠池学園の籠池前理事長が参考人質疑を受けていた。

いずれも、安倍首相がらみの事案であるが、なかなか国民が「そうなんだ」と言って納得するには程遠い受け答えだったようだ。

その原因としては、与野党各党とも自分たちが想定している答えを引き出そうとしているだけという感がまぬかれなく、特に自民党の質問には失望してしてしまった。

そんなにも、安倍一強が怖いのだろうか。

それにしても、籠池前理事長の答弁を見ていて思ったのは、建設しようとした小学校以外にも、保育園などでかなり詐欺のようにして補助金を受け取ったことで刑事事件にまでなっているひとでありながら、前の国会での証人喚問や今回の府議会での応答をみていると、まるで正義の味方ではないかと思えるほどの話し方をしていた。

そんじょそこらの大臣よりよっぽど上手だと感心してしまった。

安倍首相も夫人を通じてお友達にしたかったことであろう。

いや、言ってはいないけれどお友達だった?????

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おりから、安倍首相の御用新聞でさえが、支持率39%まで下がったと世論調査結果をだしたが、どんどん どんどん 転がる石は何処へ行く。

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2017年7月 9日 (日)

その赤い目は

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どこまでも赤く赤くを貫くトンボ。

その名をショウジョウトンボというが、本家の猩猩よりさらに赤い。

その赤い目玉からは、世の中どんな風に見えているのだろうか。

今日も麻機沼の水面で、縄張り争いを繰り広げている。

本人たちは真剣なのだが、自分から見るとただじゃれあっているとしか見えない。

宇宙規模から見れば国同士の争いもそんな程度のことなのかも知れないが、巻き添えにされた人間には多大な迷惑である。

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Img_4071遠くから花火の音が聞こえてくる。静岡の夏祭りの一番手として清水神社の縁日である。

明日が四万六千日の縁起の日だと言うが、今日が日曜日なので一日早くしたのであろう。

昔と違ってこのごろでは全ての行事は日曜日を中心にしないとやっていけない状態になっている。

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2017年7月 7日 (金)

川は荒れ 天の川は無くなった

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夜空には星ひとつない七夕

今日は七夕。

小学校低学年のころ、近所のおじさん(実際は二十代の青年だった)に彦星と織姫を教わった。

満天の星の中、星の数が多すぎてどれがどうか分からず愛想をつかされてしまった。

ただ、七夕の夜に彦星が天の川を渡って織姫のもとに行くと言うので、どの星が天の川を横切るのか夜空を見ていたが、それでも分からなかったのでその後急速に空の星に興味が無くなった。

そのご、北斗七星やスバル、オリオン、南十字星などを見、憶えたが、いつのころからか、あの壮大な天の川を見ることが出来なくなった。

そして、今夜の空は大きな月が中天に懸かっているが、ほかの星は何一つ見えない。

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Img_0009テレビは連日北九州の集中豪雨を報道している。熊本を襲った昨年の地震でで被害が癒えていない地方にこれでもかと言うほどの雨は、無慈悲なものがあり、それこそ、「神も仏も」と言う感じがしないでもない。

しかし、一見貯木場かとも思える光景には、人災と言った気がしないでもない。

近年、といってもだいぶ前からのことだが、杉の値段が下落してから、森の手入れが全然されておらず杉の木の山は荒れ放題に荒れてしまい、地面には光が届かないた土が流れ雨水は地下のすべり面にまで急速に浸透する。

かてて加えて、植林した杉の木は根が浅いため表面の地層を支える力がない。

結果的に、山崩れを起こした土砂と木は川や谷をせきとめ土石流となって一気に崩壊し、杉丸太となった材木は家を壊す、、、、

こんな状態は近年各地で起きているのだが、災害対策の中には杉の木の管理や植林について言及しているとは聞いたことがない。

いま、山林で持ち主の分からない山が数多くあるというし、管理の出来ていない山はそれこそ大半を占めていると思う。

管理が出来ない山林は、国の管轄にするくらいの荒療治をしないとこれからも国は荒れていくことになるだろう。

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2017年7月 6日 (木)

再びの防空壕

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コガネグモの雌が小さな巣の中央に陣取っている。

真っ黒な胴体の真ん中にだんだら模様の入った黄色い帯を締め、獲物がかかるのを待っている。

こんな派手な格好で待ちかまえているところに寄って来る虫がいるのだろうかと余計な心配をしてみたが、、、、、

とにかく、日本では女郎蜘蛛と並び大型に属する蜘蛛であるが、この時期、まだ成長しきっていない女郎蜘蛛を抜いて一番大きいと言って差し支えない。

ただこれは、雌に限ってのことであり、雄は女郎蜘蛛同様5ミリほどしかなく、蚤の夫婦ならぬ”蜘蛛の夫婦”である。

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北朝鮮が今年に入って13回目のミサイルを発射させ、いよいよ危機一髪の状況になりかけている。

それを、想定して政府はミサイルが飛んできた場合避難方法をインターネットで紹介している。

そして、静岡でも伊豆の最南端下田市でその訓練を先日したそうだ。

先の大戦の末期、日本各地で防空演習をし、焼夷弾が落ちたら箒などで叩き消し、爆弾には防空壕を掘って隠れろと指示し、田舎のふるさとでも崖に横穴を掘ったり、地面に掘った穴にトタンをかぶせただけで何の役にも立たない穴を掘らされてた。

それから七十年、ふたたび防空壕を掘らなきゃならない時代になったとすれば、歴史は繰り返すとは言われているが、人間進歩がないもんだな。

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2017年7月 5日 (水)

そろそろ

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もうすこしで親と変わらない大きさになった子供をつれてカルガモが流れを下っていく。

生まれてから二ヶ月に満たない子らをカラスや増水した流れから守り、ほとんど欠けることなくここまで育て上げた親は見ていても誇らしげに先頭を切っていく。

あと何日で子別れをするのか分からないが、子供の大きさから見るとそう先の話ではない。

いったん子別れをしたら、それぞれ赤の他人になるのはこれらの世界であり、人間のように義理だの人情だのとは言わないはず。

人間をはじめ、動物は高等と言われるにしたがってこういうものを身につけるようで、もっとも進化したと言われる人間においては、子離れが出来ない親や、いつまでもすねを齧る子供がいて、、、、、、、、

これが進化というのなら、この先どうなっていくのだろうか。

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2017年7月 4日 (火)

弾けるように

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ハゼランの花にヤマトシジミ蝶がやってきた。

ヤマトシジミは、蝶の中でも小さな部類に入り羽根を横から見ると一円玉にも満たないのだから、花の大きさの見当がつく。

ハゼの由来は魚のハゼではなくものが弾けると言う意味から来ているそうで、次々と花が咲くさまからきているそうだ。

花が終わればまあ~るい玉のような実をつけ種を散らばかす。

その繁殖力は結構強いようで、抜いても抜いても絶えることなく、花を咲かせ種を蒔いている。

ちなみに、蘭と言っているが縁もゆかりもない種類である。

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いま台風3号が、静岡県を通過中である。

今朝ほど放送された勢いは無いようで、時折激しい雨音は聞こえるが、後一時間もすれば通過すると、気象衛星からの画像は示している。

むかしに比べて気象衛星の画像が即座にテレビで放送され、気象予報士が解説するため、今では素人でもいっぱしのことが言えるようになってきた。

ともあれ、今回はいつものように”台風一過”と言う言葉が当たらないようで、明日からも蒸し暑い日が続くそうな。

嫌だ 嫌だね。、

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2017年7月 2日 (日)

蜜が流れ出ても

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今日もまた暑い一日であった。

しかし、暑いのは二の次であって、一番の脅威は湿気の強さにある。

蒸し蒸しとしたこの暑さは、生まれ故郷にはない気候だったので、極端に弱い。

これから先こうした天気がいつまで続くのかと思うと、まだ始まったばかりなのに憂鬱になってしまう。

今日も今日とて、運動不足解消とボケ防止をかねて、池ヶ谷の山に出かけて老人会談をしに出かけたが、ひとりだけ妙な動きをしているのがいたため話しを聞くと、「昨日の暑さでミツバチの巣箱の蝋が溶けて、蜜が外に流れ出てしまった」とのこと、、、であった。

そのため、今日は専門家を連れてきてどうしたらよいのか聞いているところだと言う。

それで、例の野次馬根性を丸出しにして行って見ると、ミツバチのほうも恐れをなしてか、巣箱の外に避難しているようで、巣箱の外側、特に出入り口付近は真っ黒になって群れていた。

入り口に小さな巣箱ではさぞかし暑いんだろうなってのが、見て取れた。

そこに所属するのかどうかは知らないが、そばの畑のキュウリの花にミツバチが来ていた。

そこの巣箱のミツバチだとすると巣箱がどんな状況になっても、花粉や蜜集めは続けなければならないようだ。

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東京都議会選挙で都民ファストが大勝し、自民党が歴史的大敗を喫しているようだ。

確定ではないが、いままでの自民党都議会議員の横暴と政府の最近の強引さが加算されての不信任かもしれないが、あまりにも大きな変わりように一抹の心配さえしている。

とはいえ、反権力の自分にとっては強いものが負けるのは心地よいのだが、、、、、、、

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2017年7月 1日 (土)

いまじゃ~

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ドンと鳴った花火のようなギンバイカの花。

漢字で書けば銀梅花と書くようだが、梅とは縁もゆかりもない低木である。

白い花びらを銀色に見立てて付けらたようだが、めしべばかりが目について、雄しべも花びらも目立たない。

娘一人に婿百人の逆で、周りを女性に囲まれたハーレム状態である。

”持てて持てて困る”状態にはむかしはあこがれたものだが、今ではばあさん一人をもてあましている。

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今日は半端なく暑かった。どうやら気温も三十五度くらいまで行ったようだ。

娘が心配して電話をくれた「もったいないもったいないなんて言わずにエアコンを入れなよ」って。

それで今年初の冷房のボタンを押した。

ところがいつまで経っても涼しくならない、不思議の思ってリモコンを見たら二十五度。

再度確認したら、冷房でなく暖房になっていた。これじゃいつまで経っても涼しくならないわけじゃ。

冷房しかなかった時代はこんなことなかったに、、、、、、、、

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