山の日
先日来八月十一日が赤くなっていることに気がついていなかった。
今朝になってテレビは「山の日」で休みになり、お盆を含めて十連休だとか言っているのを聞いて、カレンダーの赤が何の日か知った。
あらためて「山の日」ね~、、、、子供のころから飛騨の山奥で育った自分には改めてこの日を「山の日」なんて仰々しく言われると、いつものネジベ~が頭をもたげてくる。
山奥で育ち、生活したものにとって、山は海以上に表現力に富んでいる。
春の若葉の匂い 山菜採り 夏の葉風 秋の実り そして紅葉 冬 落葉した広葉樹林に雪 兎追い スキーに豚汁 年がら年中山の日である。
その山も最近は行けなくなった。
遭難したら新聞に大きく老人〇〇山で、、、、と新聞に載るし、何よりも人に迷惑をかけるから、と言われる。
「いつまでも、むかしの体力があると思うところから間違いが起きるのよ」と、言われてみれば、脚力はもちろんだが腕力も衰えているので、いざと言うとき身体を支えられないかもしれない。
しかし行ってみたいはやまやまである。
多分今ごろは竜爪山のキツネノカミソリは満開だろうな、池の平の高山植物群落は、、、などと夢はかけめぐる。
それにしても「山の日」ね~、 この調子で行けば、高校野球の日やサッカーの日 川の日、田んぼの日などなんでも記念日にして休み、年がら年中仕事の無い日本にしてしまうか。
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