気が滅入る
台風一過の青空もたった一日でまた雨降り模様になってしまった。
そぼ降る雨は松の木にもしっとりと降り注ぎ、松葉の先端一本一本集まってきて、刃先に水玉を並べている。
これを見ていると、秋の物悲しさは一段と深まり、良し悪し事を思い出させて気をめいらせている。
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a一時は破竹の勢いを見せていた希望の党だったが、党首がにこやかに「排除」と言う言葉を発したため、尻すぼみに萎んでしまった。
それを受けて今日は帰国早々の小池党首が謝罪の発言の後議員総会を行なったが、落選議員はもとより当選した議員の中からも批判が出ていたようだ。
しかし、この指止まれに群がった議員にも問題が有ったのではなかろうか。
議員が集まって党を作るのは政治姿勢が同じくするものの集まりであるとするなら、その方針と違う人には入ってもらいたくないのは当然のことと思う。
今回の原因となった民進党には右から左までさまざまな人が参集していたが、かなりの人は、政治姿勢というより大きなところにくっついていれば、楽してお金になる職業とばかりに民進党に集まっていたし、新人候補も風に乗って当選すれば勿怪の幸いともくろんでいたのではなかっただろうか。
これは、圧勝したと言われる自民党も同様であり、政権を離れたときも分裂しなかったと豪語していたが、それはどこへも行きようが無かったから出るに出られずと言ったほうが適切だったろう。
とにかく、これらの浅ましい自分ファースト議員を見分ける力が必要なのではなかろうか。
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