雲と蜘蛛
懐かしい気がする。なんだか心も浮き立つようで、早速池ヶ谷の山の畑にご同輩と話でもしようと出かけてみた。
天気予報では晴れるのは今日だけで、明日からはまた雨模様の天気、そして、来週はじめには台風が来るなんて言っている。
と、なると、貴重な晴れ間でありまたしばらくは気晴らしが出来ないと、足早に畑に向かう階段を登った。
途中、しばらく来なかった付けというか、道は女郎蜘蛛が道路上に網を張りめぐらせていたので、木の枝をへし折ってそれで払いのけながら進んでいく。
それでも時たま顔にくもの巣が張り付くことがあるが、あの粘り気のある感触はなんとも言えず嫌なものである。
女郎蜘蛛はまだ成熟していないが、それでも巣の脇には牡の蜘蛛がいて、同居している。
まるで源氏物語の紫の上ではないが、幼女のころから将来の相手にするため見守っている源氏のようにも見える、、、、が、何せ体格が違う、そして交尾の後には彼女の栄養補給として食べられてしまうそうだから、あまり、いい役まわりではないのだが。
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とにかく、青空に浮かぶ雲と蜘蛛というアングルで写してみた。
右下の小さな点は将来のだんな様候補。 成功するかどうか、、、、
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