新嘗祭
クヌギ林も葉を黄色くし散り始めると、地上は明るく、寒気が素通しで降ってくるようで、ドウダンツツジも色気づいてきた。
こんな林を見ているとふるさとを思い出し、そこら辺にコケ(飛騨弁で茸)が出ていないか見て歩きたくなる。
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今日十一月二十三日は勤労感謝の日。
しばらく、これといった仕事は小さな畑を耕しているだけなので、昔風の新嘗祭のほうが適当な感じがする。
今年は雨が降らなかって旱魃気味のときと十月に入ってからの台風と長雨で、作物には厳しい年であった。
先日も長野県のブランド米とさえ言われる八重原米を連れ合いの従兄弟の家から買ってきたが、やはり、台風長雨が影響して、稲架が倒れたりして難儀したとも言っていた。
また、リンゴのほうは落果は免れたが、リンゴが揺すられて傷つきが多く出て、規格外になるものも数多く出たとのことなど聞かされた。
それでも、なんとか、収穫の秋を迎えることが出来たことを感謝できる喜びに浸る。
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