
暮れなずむ東のかた、赤富士が次第に力を失って宵の闇に沈み込もうとしている。
平成二十九年も今日でおしまいとなる。
しかし、この日を一年の最後の日と誰が決めたのだろうか。
冬至のように一番短い日になぜしなかったのだろうか、などと埒も無いことを考えながら最後の太陽を見送り、生まれ在所の習慣である鰤には到底及ばない大きさの魚の塩焼きを食べて歳を取った。
これで、明日からは昔風に言う数え年の”傘寿”になるわけだ。
太平洋戦争で日本人の平均寿命は五十代にまで落ち込んだが、最近では八十歳を超えるまでになり、百歳を考える時代になるという。
おとろしいことである。
コメント
岡崎在住さま
それはいいことしなさった。
年寄り、とくに普段出歩かない人は人との接触がうれしいものです。
もう孫たちも大きくなった自分なんかも、たまに来ると長々としゃべっているのに気がついて、これじゃ嫌われるなんて反省していますから、、、、、
投稿: オラケタル | 2018年1月 3日 (水) 21時40分
昨年、東町の叔母ちゃんが、88歳の米寿ということで、お祝いの品を贈ったよ。えらぃ、喜んでくれたさな。(叔父ちゃんは一昨年に亡くなったしな。)今年の年賀状では、白寿(99歳)が目標やよと書きました。オラケタ様も、元気よく、ブログを!!ということやな。楽しみにしております。^^;
投稿: 岡崎在住 | 2018年1月 3日 (水) 19時02分