あと二つ寝ると
ナンキンハゼの実は、表面が蝋質の油だが種の周りにうっすらとついているだけなので食べても消化するのはごくわずかなはずである。
それでもこの実を食べるのはそろそろ山に食料が減ってきているためであろうか。
しかし、雪国と違って何かしら食べるものがある人里は、鳥たちにとっていいところなんだろうな。
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「あと二つ寝ると正月が来る」と子供のころは楽しみに待っていた。
お年玉をもらったのはいくつになってからのことだったろうか、山奥の鉱山社宅では店も無く買い物に行くところがなかったので、貰った記憶がないのだが、、、、、、食べることにしか興味のない身にとっては、正月の”ごっつおう(御馳走)”は楽しみだった。
しかし、その楽しみもいまではなくなった。
そんなに用意しなくても良いといったのに連れ合いは、毎年のことだからとか孫がきたときのためとか言って、おせち料理を作り味見をしてくれと食卓の上に出す。
すでに、田つくりと数の子、黒豆は味見と称して食べてしまった。
二十八日に作った餅は昨日小さく切って、その切れ端を雑煮にして食べた。
(そうそう、餅の大きさはいままで5センチ角で切っていたが、年よりは喉につめて、、、という記事を見たため、三センチ角ぐらいにしてみたが、これもおもしろいかな?ってとこ)
これで、鰤を食べれば年越しになるのだが、これだけは明日までとっておかなくてはなるまい。
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飽食の時代、年がら年中正月並みの食べ物を食べて過ごしているのだが、、、、
罰が当たりやせんかと気になるこのごろである。
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