見えないはずが
雪深い飛騨でも寒の最中に何日か暖かい日があって、雪でなく雨が降ることがあった。
これを”寒の緩み”といって、ともすると雪崩の原因になったりする。
もちろん、春先 地面が暖かくなって起きる”地こすり”でなく凍った雪のうえに積もった雪が滑って起こす表層雪崩、向こうでは”泡”と呼んだ。
春先に起きる地こすりは重い雪が一気に砕けて谷沿いに流れ下ったときは、向かいの山でも音が聞こえるくらい破壊力があり、神岡町割石地区は障子破りと言われていたが、向山で起きた雪崩に混じっていた石が高原川を乗り越えて反対側の民家の障子を破ったということから名付けられていた。
そして、泡は積雪量によって違うが、凍った雪の上を猛烈なスピードで下るため、昭和30年代にはトラックが下の川まで押し流されて死者まで出たことがあり、その対策として、国道四十一号線の神岡~茂住間は雪崩よけのスノーシェッドだらけになってしまった。
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一昨日の雨の後、二日続けて気温が十五度以上となった今日、春と勘違いしてか黄蝶をはじめシジミ蝶が舞いだしていた。
三月末くらいの気温だったとテレビが行っていたが、蝶のほうも春が来たなんて思ったのかもしれない。
ただ、カメラに収めようとしたがあちこち飛び回るだけで、下に咲いているタンポポに掴まろうとする様子は無い。
寝ぼけまなこで花が見えないはずが無いと思うのだが、、、、、、、
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コメント
おばさま
暖国静岡です。
タンポポもですが、蓮華草も陽だまりでは咲いています。
きょうは、梅も二輪三輪と咲いていましたよ。
投稿: オラケタル | 2018年1月21日 (日) 16時45分
もう たんぽぽが咲きました
温かくなり春と間違えたかしら
また来週は寒波が押し寄せるとか
2月が一番寒いと感じます
投稿: おばさん | 2018年1月20日 (土) 16時37分