和をもって貴しとなす
今朝の新聞で女子パシュートという競技で日本が優勝したことを確認した。
ここしばらく、この種目で世界新記録を何回も更新し勝ち続けていたので準決勝を勝ったときにはそうなるとおもっていた。
それにしても、オリンピックの競技種目を見ていると、冬の遊びがこんなにもあったのかと驚く昨今である。
またしても自分らの若いころになるが、雪の上の競技はスキーで滑るか走るかくらいしかなかったし、スケートも滑るくらいでフィギュアーなんてあったのか、、、?
そして、今回のパシュートもそんなに歴史のあるものではないだろうが見ていると、個人の力より”和の力”といったところが強みを発揮したようにみえる。
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昭和30年代、鉱山の事務所に「以和 為貴」と書いた額があった。
「和をもって貴しとなす」という意味で、協調 協力を大事にせよと直訳できるが、それを見たときごちゃごちゃ言わずに上の言うことを黙って聞け。という風にしか感じられず嫌な言葉だと思っていた。
語源は最近その存在が疑問視されている聖徳太子の十七条の憲法にある言葉で、”和をもって貴しとなす杵ふるなきを宗とせよ”から来ているのだが、後ろの言葉が省略されている。
その省略のされた部分はよく協議せよという意味なのだから、あえてはずしたといっても過言ではない。
今日は、その聖徳太子が1400年ほど前になくなった日だといわれているが、もし、存在してなかったとすると、命日はどうなるんだろう。
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コメント
おばさま
確か日本的な勝ち方でしたね。
個性の強い外国人に対して、計算し尽くした緻密さの勝利。
しかし、何か一つ崩れればこうはいか無いこともありうるでしょうね。
投稿: オラケタル | 2018年2月25日 (日) 21時06分
素晴らしい金メダルでしたね
チームワークが最も重視される種目での
優勝は流石日本人だと感じました
投稿: おばさん | 2018年2月23日 (金) 20時45分