もとは枯れても
先月早々にふきのとうの花芽が出ていたのをブログに載せてはいたが、そのときは、葉っぱの中に埋もれるようにして小さな拳のような芽だったが、その後の寒気にやられてか、葉っぱは全て枯れ果てていた。
その寒波による凍みをものともせず、花芽は育っていたのだが、薄い苞は柔らかいのに低温には強いようで傷ひとつ見当たらない。
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今日は旧暦の元旦である。
旧暦を大事にしている中国の都市部の住民が帰省するための民族大移動もも今年はオリンピックにかき消されて全然報道されない。
そして、暦の上では西行忌だと書いてあった。
あれ、西行が亡くなったのはその歌にもあったように春だと思っていたがと思って調べてみたら、旧暦の二月十五日、と言うことは今の暦に直すと四十五日後。
つまり、四月のはじめになり、丁度桜の満開時期になる。
願わくば 花の下にて 春死なん そのきさらぎの望月のころ
人間願えば希望が叶えられることを二度三度見て来た。
そろそろ、自分も願いを口にする時期が来たようだ。
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